牡蠣を食べに行く。のおはなし。
フランスのクリスマスの食卓、といえば、
地方によって、家庭によって様々だとおもわれますが(日本のお正月みたいな感じです)
基本
フォアグラ
生牡蠣
スモークサーモン
シャポン(あるいは鴨とか、ここはそのうちの恒例のものでしょうね)
ブッシュドノエル
ではなかろうか、とおもわれます。
我がフランス家族も
ノエルの晩餐時
生牡蠣が出現しました。
今回の牡蠣はいままでたべたことないほどのおいしさの牡蠣でございましたので、
食いしん坊の私は生牡蠣をみんなに勧められるがまま
「うみゃーうみゃー」と、ひたすら喜んで食べていたのをみて
「この辺でとれた牡蠣なのよ!だからこの牡蠣の産地はちかいわよ!」
と
ママンの一言により
今日はみんなで牡蠣の産地に牡蠣をたべにゆく。という
なんとも ぐるもん な催しを一つ。
車でパラバスから30分ぐらいのBouziguesという町。
海ではなく、bassin(日本語でなんというのでしょ..水域?)なので波もなく。
けれど光の強さで、
すべての色味がいつもと違って見えます。

絵を表現手段にしてた頃、もしこんな光で風景をみてたのなら、
もっと違った絵をかいてたろうなあ、とおもっちゃったり。
どこを切り取っても激しくポストカード的な風景は
やはり美しく、
だからこそポストカードになるのだね、と、ママンと納得。

風によって濃紺の水面に淡雪のような白の波がほんのり現れて
それでも海とはちがう静けさが
辺り一面に漂っていました。
ぶらぶらと、水辺をあるいたあと
目的の牡蠣にむかいます。

昔、漁師小屋だったそうなこの小さなレストラン。

マダムとムッシューがいとも簡単に牡蠣をひらいてくれました。
(ちなみに私は昨日手のひらにちいさな穴をあけました..)

12個の生ガキ+白ワイン一杯で
11ユーロと、パリのレストランでは考えられない値段。

そのうえ、新鮮というより、生きてるよ...という鮮度だし。
ワインはびっくりするほどおいしくて。
これもまたこの辺りのワインだそうで、この味だとパリだと一杯でも結構なお値段だろう、というお味。
実は私以外のみんなは生牡蠣がそこまで好きじゃない、と、ここにきて発覚...(た、たしかにいつも私だけが生牡蠣をほぼ独り占めしている気がしていたのは(たべろたべろとお皿に置いてくれるのをいいことにむしゃむしゃと..)ほんとに好きじゃなかったからなのか..)
私一人で生牡蠣を12個、
と
みんながそれぞれにたのんだ(焼きはおいしい!とのこと。)

パン粉のかかった牡蠣の上にバターとバジリックとニンニクをたらしてグリルしたもののうちのそれぞれがそれぞれに「おいしいよ!」と、何個も私に渡すので
私は合計20個以上はかるくたべ、
さらに
お土産にかってかえろうと、

採れたての生牡蠣を買ってくれました.
昨日もおとついも(ほぼ一人で)生牡蠣をたべたので
ここ数日で生ガキ50個あたりはかるく私のおなかに..そしてお土産もほぼわたしのおなかに入る事でしょう..
これではセイウチと大工に仲間入り..

たらふくになって(主に私が)お店を出ると
ちょうど日没の瞬間。

昨日とはまったくちがった空の色に
またしてもため息がでます。
ほぅ。と魅入っていると、
さきほどの牡蠣のお店のマダムが
「マフラーわすれてるわぁ!」
と、ほっぺをまっかに小走りながらこちらに向かってに叫んでいる姿をみて
人の優しさと空の高さに、やさしいありがたさを感じます。
みんなありがとう。
食いしん坊な私のためにこんな素敵なところにつれてきてくれて。
まぬけなわたしのためにマフラーを届けてくれて。
おいしい牡蠣を育んでくれて。
立派なからだを私に捧げてくれて(おおよそ50匹の牡蠣たちよ)。

そんな気持ちの空でした。
おしまい。
地方によって、家庭によって様々だとおもわれますが(日本のお正月みたいな感じです)
基本
フォアグラ
生牡蠣
スモークサーモン
シャポン(あるいは鴨とか、ここはそのうちの恒例のものでしょうね)
ブッシュドノエル
ではなかろうか、とおもわれます。
我がフランス家族も
ノエルの晩餐時
生牡蠣が出現しました。
今回の牡蠣はいままでたべたことないほどのおいしさの牡蠣でございましたので、
食いしん坊の私は生牡蠣をみんなに勧められるがまま
「うみゃーうみゃー」と、ひたすら喜んで食べていたのをみて
「この辺でとれた牡蠣なのよ!だからこの牡蠣の産地はちかいわよ!」
と
ママンの一言により
今日はみんなで牡蠣の産地に牡蠣をたべにゆく。という
なんとも ぐるもん な催しを一つ。
車でパラバスから30分ぐらいのBouziguesという町。
海ではなく、bassin(日本語でなんというのでしょ..水域?)なので波もなく。
けれど光の強さで、
すべての色味がいつもと違って見えます。

絵を表現手段にしてた頃、もしこんな光で風景をみてたのなら、
もっと違った絵をかいてたろうなあ、とおもっちゃったり。
どこを切り取っても激しくポストカード的な風景は
やはり美しく、
だからこそポストカードになるのだね、と、ママンと納得。

風によって濃紺の水面に淡雪のような白の波がほんのり現れて
それでも海とはちがう静けさが
辺り一面に漂っていました。
ぶらぶらと、水辺をあるいたあと
目的の牡蠣にむかいます。

昔、漁師小屋だったそうなこの小さなレストラン。

マダムとムッシューがいとも簡単に牡蠣をひらいてくれました。
(ちなみに私は昨日手のひらにちいさな穴をあけました..)

12個の生ガキ+白ワイン一杯で
11ユーロと、パリのレストランでは考えられない値段。

そのうえ、新鮮というより、生きてるよ...という鮮度だし。
ワインはびっくりするほどおいしくて。
これもまたこの辺りのワインだそうで、この味だとパリだと一杯でも結構なお値段だろう、というお味。
実は私以外のみんなは生牡蠣がそこまで好きじゃない、と、ここにきて発覚...(た、たしかにいつも私だけが生牡蠣をほぼ独り占めしている気がしていたのは(たべろたべろとお皿に置いてくれるのをいいことにむしゃむしゃと..)ほんとに好きじゃなかったからなのか..)
私一人で生牡蠣を12個、
と
みんながそれぞれにたのんだ(焼きはおいしい!とのこと。)

パン粉のかかった牡蠣の上にバターとバジリックとニンニクをたらしてグリルしたもののうちのそれぞれがそれぞれに「おいしいよ!」と、何個も私に渡すので
私は合計20個以上はかるくたべ、
さらに
お土産にかってかえろうと、

採れたての生牡蠣を買ってくれました.
昨日もおとついも(ほぼ一人で)生牡蠣をたべたので
ここ数日で生ガキ50個あたりはかるく私のおなかに..そしてお土産もほぼわたしのおなかに入る事でしょう..
これではセイウチと大工に仲間入り..

たらふくになって(主に私が)お店を出ると
ちょうど日没の瞬間。

昨日とはまったくちがった空の色に
またしてもため息がでます。
ほぅ。と魅入っていると、
さきほどの牡蠣のお店のマダムが
「マフラーわすれてるわぁ!」
と、ほっぺをまっかに小走りながらこちらに向かってに叫んでいる姿をみて
人の優しさと空の高さに、やさしいありがたさを感じます。
みんなありがとう。
食いしん坊な私のためにこんな素敵なところにつれてきてくれて。
まぬけなわたしのためにマフラーを届けてくれて。
おいしい牡蠣を育んでくれて。
立派なからだを私に捧げてくれて(おおよそ50匹の牡蠣たちよ)。

そんな気持ちの空でした。
おしまい。