雪の日には。のおはなし。 | おはなし。

雪の日には。のおはなし。


出張(のようなもの)によってひさしぶりにNancyへ行きました。

さむいですね。
さすが東フランス。パリなんかよりずっっっとさむい。

電車がナンシーに近づくにつれ、景色も白くなっていきます。

懐かしい今はもう遠い街の見慣れた風景。
私のフランスの故郷とでもいいましょうか。

今回の出張先は母校だったため、これまた懐かしい道をあるきます。
母校の隣には公園があって、わたしは学生だったころこの公園の横に住んでいました。
なので毎朝,毎夕、ここをよこぎって通っていました。

夏にはプールも気持ちのいい最高の公園。
側にはエミールガレの美術館もあり、
へこたれそうな時はそこに植えられた日本の植物達(ガレのモチーフだったそうな)を観て、この子たちでも根っこをはってがんばっていきてるのだ!と、がんばりましたとも。

泊めてもらった友人がなぜか昔私が住んでいたアパートと同じ通りに引っ越したため
この日の朝は完全に同じコースで学校にいきましたよ。

素敵な公園。実は編入合格した学校の中からナンシーを選んだ最大の理由はこの公園だったのです!(単純)

まあ、それが悪夢のはじまりだったんですけど。
(おかげでタフになりましたが...)

いやはや、あのころは毎日なにかしらとんでもないことが学校に行くと起こっていたので
毎朝公園を通るたびに
心の中で
最悪の状態を想定して対応策をシミレーションしたり(でも想像出来る程度のことは起こらない)
『なにとぞ今日は何事も起こらず平穏無事に一日が終わりますように...』
と森の妖精たちに祈りながら歩いていました。

ああ、懐かしい。





と、
そんな公園も雪景色。おはなし。









おはなし。










この重たい鉛色の空!おはなし。



これぞナンシーです!
青空なんて観た日には一日テンション高かったです。



と、
文句をいいつつも、
もちろん、沢山の大切な仲間に恵まれ、何よりおっとに出逢えましたのもこの街でしたから。
やっぱり第二の故郷なのです。
そしてなんだかんだいって大好きな街です。
経験は心身ともに血肉となって今の私を構成してくれているのですね。

まあ、数年たってまたこの学校に関わる事に成るとはあの頃の私には想像もできなかったですけれども。

そんなこんなで
ちょっと浸りながら雪の中をあるいていきました。





おしまい。