Fête de tous les saintsのおはなし。
今週は Fête de tous les saints(すべての聖人の祭り)週間で、
プチバカンスというかとりあえず学校は一週間お休みです。
それはなにか、といいますと、
故人をお祭りする というのがメインであります。
11月1日のToussaint(トゥサン/万聖節)の日には
みんなでご先祖さまのお墓参りにいって菊の花をお供えします。
菊の節句的な雰囲気もありますし。
でも最近ではお花ならなんでもいいんじゃないの~っていう意見もあるそうな。
でも、前回の園芸市の散歩でも菊が満開で沢山売っていました。
ちなみに切り花だけではなく、植木鉢もお供えするらしいです。
Halloweenは マクドナルドとディズニーランドがフランスに侵略して来た際につたわった、とフランス人たちはよくいっていますが、
ハロウィーン賛成派に尋ねると
「アメリカのお祭りじゃないもん、もともとケルトの祭りだもん。 」
という意見もよく聞きます。
確かにケルト文明は新年を11月1日をお祝いしていた模様。
日本でいうお正月だったみたい。
もともとキリスト教をフランス全土に浸透させるために、ケルトの習わしをうまーくキリスト教に混ぜながら違和感のないように布教していったというのは有名なおはなしですが、
その11月1日のケルトの新年を、「全ての聖人の日」にして、
それがアメリカにわたったカトリック教徒によって、前日がハロウィーンになった。
そしてそのハロウィーンがマクドナルドとディズニーランドの侵略によってフランスにもどってきて、
ケルトのお祭りだからハロウィーンをするの!という一部の若者世代へと還元されているのですね。
凄まじい歴史と文明の流れを感じます。
で、
結局どんなふうにフランスに還元されているのかというと、
私のみたところ
カフェとかバーとかによって、アメリカンなハロウィーンをしていますし。
ネタがないけどなんか騒ぎたい人たちによってハロウィーンパーティーが行われ、
地域によってはアメリカのように「飴をくれないといたずらしちゃうぞ~」と町内会によって新しいイベントになっているところもあります。
でもこの町内会のイベントに反対派の親御さんも結構多いらしいです。
(ここの国の文化じゃないものをここの国の文化のように教えないで!!って感じで)。
よって
その町内会のイベントは根付いていないので、なかなか飴も集まらない模様。
数年前、ハロウィーンのことを完全にわすれていた私は友達の家に遊びに行ってベルを鳴らしても友達が出てこなくてひたすら外で待たされ、電話をすればいいじゃん!と思いつき(遅!!),電話をしたら、「飴ちょうだーい、の子供かとおもって居留守してたw」とか言われました...自分で誘ったのに...。
でも基本的にフランスにはフランスの伝統的な
Toussaint(トゥサン/万聖節)があるので、なんでもあかんでもアメリカ文化をうけいれるなよ!!的な
この国の雰囲気が一番ハロウィーンを浸透させていない理由でもあるのでしょう。
実際、ハロウィーンの商戦をくんだらどこもかしこもことごとく失敗したそうで、ならいっそ、さっさとクリスマスグッツをはんばいしょうぜ!という感じになり、今ではすでにクリスマス商品でお店はトナカイやらサンタやら箱入りチョコやらでいっぱいです。
菊の花も割高ですし。
ハロウィーンのコマーシャリズム戦法が気にくわないとか言ってたくせに...。
なので
フランスのハロウィーンはなくてトゥサンがあって
カボチャではなくて菊の花がもてはやされる。
なのでございます。
まあ、そんなわけで、結局なにするの?といえば。
11月1日の日曜日、
Toussaint(トゥサン/万聖節)には家族で集まって
もう食べれないです...という限界を遥かにこえても食べ続ける親戚みんなでのお食事会をして
いっぱいになったおなかをさすりながらご先祖様のお墓参りにゆく。
というのが伝統的な(一般的な?)
Toussaint(トゥサン/万聖節)の過ごし方なのです。
ということで、
今週はまたしてもヴァカンス~なおふらんすでございます。
おしまい。
追伸。
きょうのおはなし。はトゥサンにちなんで菊の花の写真を意味もなくちらしてみました。
