押し売りのおはなし。 | おはなし。

押し売りのおはなし。

昨日から、


いきなり冬です。
いきなりすぎます。




寒い...。






私は暑さにも弱いが、寒さにめっぽう弱い。










うちには暖炉があります。


でも小さいし危ないのでつかえません。





使うためには建物の大家さんのサインと建築家のサインと消防署のサインがいるそう。
もしサイン無しで使用して火事になった場合、責任は全て住人になります...おそろしい...。
よって保険も状況によっては効かないそうなのです!



暖炉なんて憧れるけどそんなの恐ろしくて使えません...。





なのに!





寒くなる頃、そして暖炉をしまう頃、
やってくるのが煙突掃除。


ちむちむにー。です。





なんだかそれっぽいことをいって、
掃除をして、掃除金額を請求し、それだけでは使えるわけのない資料をくれます。

本気で使いたかったら上記の全てのサインとともに必要なのですが
掃除屋さんの資料だけでは使えません。

でもそのことを言わないで、掃除のサインだけで暖炉がつかえる、ようなことをいいます。





そう





煙突掃除の押し売りさんです!!








所変われば押し売りの内容もかわるんですねぇ...。





子供の頃は♪ちむちむに~ちむちむに~♪の煙突掃除屋さんの歌に



なんだかヨーロピアンな哀愁を感じていたものですが...。

(それにしてもこの1966年のみんなの歌のチムチムチェリー、横尾忠則のアニメなんですね!)



今日はうっかり煙突掃除の押し売りさんにドアを開けてしまいました。





始めは


「ビルのオーナーから依頼されました、お宅のガスの点検にきました。」


と、いわれ、はて?と思い、ドア越しに


「そんなの聞いてません」


というと、


「いえいえお宅は昨日お留守だったので、連絡がいっていないだけだと思います。下に紙が張ってあります。」


と、いいはるので、そうなのかな、ここのところ留守だったしな。


と少しドアを開けます。





絶対偽物だ!!と直感的に判断。

しかも今日の煙突掃除さんはしつこい&めんどい。感じの人。
(もっとクールに始めから「煙突掃除です」、とやってくる人もいる。そしていらない、っていうといるときはいってね、って名刺を渡して買える人もいる。そっちの方がより信用性があるよねぇ。)

後悔した頃には遅かった。
今日の煙突掃除さんは押し売りさんだった...。



うっかり開けてしまうと、じわじわ近づいて来て家の中に入ろうとします。

「うちはオール電気で、エコロジーです。」と、てんぱってわけの分からない事をいって閉めようとしても、

「では電気の点検に」

とかあり得ないことを言いながらもっと近づいてきます。


階段から近づいてくる足音があって、
(仲間まできたのか!!)
とあせっていたら、


夫でした!

『おおお!ステキなタイミング!さすがダーリン♡、助かったよ~』

と、安堵したのも束の間、(最初にドア越しに出てしまったのは夫が鍵を忘れたのかな,と思ったのさ..。)


夫がうちに入るのに便乗してうちの中に入ってきました!
最悪!!



押の強さは半端無いです。っていうか勝手に入ってくるのは本当にひどい!!





ガスの点検のはずが入って来た瞬間に煙突掃除の話になり(っていうか、ガス使ってないんだけど..)


「掃除は10分ですむ。部屋は汚れない。これがあれば暖炉が使える。」
というので

夫が

「この間安全のために一度やってもらったけど
一時間かかったし、
部屋は真っ黒になったし、
暖炉をつかうためにはその他にも資料がいるのは知っているので結構です。」
(あまりに長期間掃除してないと
火災の時、石壁の建物は空気が上に流れないので煙突の空気の抜け道が必要。
それにその時は本当にビルのオーナーが派遣して来た煙突掃除屋さん。)


というと

「ではその時の資料をみせてください」

とかいう。なんで?何の権利があって?


「いや,今帰って来たとこで探したくないし、そもそもなんであなたにみせなきゃいけないのか?」

ともっともなことを言って反論すると、おわらないうちに、


「部屋を汚さないように屋根に登るから許可してください。」

といいはります。



「屋根に登るには資料がいりますよ、もってるんですか?(そうなの!?あるの?そんな資料?!)」

というと


「仲間が持っている、すぐにおわる。法律で煙突掃除は義務なんですよ。」


「いや,すぐに終わっても,いりません、掃除はもう終わったし、というか部屋から出てもらえませんか?というより、いつ入ってくださいっていいました?もうお帰りください。」


と、何を言っても聞かないのでぴしゃりという。しぶしぶドアの外にでる煙突掃除さん。
ドアの外でもまだ何かいっている..。
最後は懇願しているし...。

もう、何が何でも煙突掃除をしたいらしいけど、しつこすぎて頭にきているのでOKを出すわけがない。
ぴしゃりとことわってくれました。さすが夫です。

それにしてもなんてしつこい煙突掃除さんだったんでしょ!!!






これからの季節いっぱいくるんだろうなあ...。








新聞の勧誘や新興宗教の勧誘は日本に比べてあまりないのですが(たまに宗教はくるけど)、
煙突掃除の勧誘はすさまじいです。





あ、一回、ポエム(詩)の押し売りがありました...。

詩を創って売っている、という詩人がやってきて、
作品をドアの前で朗読し、
他にもあるから一冊買ってほしい。と、やってきました...。
愛についての詩集。と、人生についての詩集。のセットでいかがでしょうか?と...。

う~ん。
私は詩も好きだけど...そんな風な訪問販売では、い,いらないかも...。

っていうか詩の押し売りさんの存在がポエムですよ...。






押し売りさん。


どこの国でもきっとある事だと思いますがこまったものですね。



でも
煙突掃除さんは掃除はしてくれるとおもいます。
詩の押し売りさんも詩をくれるとおもいます。

(は!!どちらも物じゃない!!)






でも
いらないものは
いらないの!!
















煙突掃除さんがお帰りになってから、
煙突掃除はいらないけど、
やっぱり今日は寒いね、というはなしになり。





あさからストーブを我慢していましたが、



限界でつけてしまいました。





出した瞬間に


寿さん。


ストーブの番人です。

$おはなし。



さすが猫...。













おしまい。
















今日は久しぶりに書いたので長くなってしまったよ。最後まで読んでくれてありがとう!!
ぽんぽんぽん!!

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