1892のおはなし。
アニメ大国にっぽん人のみなさま。
元祖、世界初のアニメーションはどこの国がつくったのか、ご存知ですか?
アメリカでも日本でもチェコでもありません。
正解は
仏蘭西であります。

細かいことをいったらテアトルオプティークで世界最初のアニメーション作品を上映。
(あ、だから仏蘭西にはアニメヲタクが多いのかなあ...血がさわぐのかしら?)
18世紀後半から19世紀前半の仏蘭西は
じつは世界で一番メディアアートが発達していた国。
さすが先取りすぎ大王です。
でもあいかわらずビジネスに転換させるより
文化や学術や哲学にその技術や思想のめりこませ、
あっといまにアメリカや日本に取って代わられるのですけどね。
そしてクリエーターたちは貧困に喘ぎのたれ死に。
今も昔もかわりませんw
そんなところも仏蘭西クオリティー?
映画ももちろん仏蘭西で発明されたのですし、
パリ万博なんてもう、テクノロジーの祭典でえらいことでしたよ。
そういうよくわからない熱気がむんむんだったんでしょうね、その時代。
仏蘭西黄金時代だったのでしょう。
タイムスリップできるのなら、一番行きたい時代で場所です。
以前、夫と訪れたLa Rochelleという街にあるAutomate自動人形の美術館での写真ですが、
こんなロボたちが18世紀後半から19世紀前半にはショーウインドウに飾られていたそうです。
(自動人形も仏蘭西人が最初に創った。日本もからくりが発達しまくりだったけどね、もちろん。)
パン屋には猫型ロボ。
百貨店には最新のモデルのロボ婦人。
本屋さんにもインテリ美女ロボ。
国民的ココアのブランドBANANIAのちょっとこわいロボなんかも。Ars Electronicaもびっくりです。
さてさて、
今日はなんでそんなこと、といいますと。
1892年。
それは
私たちのお家であるアパートが建てられた年でもあり
Charles-Émile ReynaudによってTheatreoptiqueテアトルオプティークが初めて上映された年。
この部屋に住んでいた人も
見に行ったのかな。
(まだうちの地下室にはその時の人が使っていたものが置いてある..洗濯おけとか..)
もしも観に行っていたら
きっとほぼ一世紀後、同じ部屋に住む住人が
こうして部屋でPauvre Pierrotを見たりすることができるなんて思いもしなかっただろうね。
さあ、みなさんも現在のテクノロジーの進化の恩恵、
YouTubeで
”Pauvre Pierrot 哀れなピエロ”をご覧下さいませ。
そのとき、猫くんもいたとおもうかい?寿くんよ。

おしまい。
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