シリーズ横浜の橋_その20・・・大岡川編、弁天橋(辨天橋)。 | かながわ検定横浜ライセンス1級に合格したのでブログ続けてみました。

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 横浜のご当地検定である「かながわ検定横浜ライセンス」は2017年3月の試験を最後に終了してしまいましたが、その名前を忘れない様にブログのタイトルに付けました。
    そして、いつの日か「かながわ検定横浜ライセンス」が復活してくれたらと思います。

 

前回から大岡川編に突入したシリーズ横浜の橋ですが、今回やって来たのは弁天橋です。

弁天橋は本町通りにある道路橋で、周囲には横浜市役所が移転するビルが建設中の他、

桜木町駅も近く、大岡川の河岸には屋形船の発着所となるウッドデッキが続いています。

 

初代の弁天橋は1871年(明治4年)に、横浜港と東海道を結ぶ横浜道に代わる近道として、

木造の桁橋が架けられました。当時この橋の東にあった神社、洲干弁天社より命名されています。

その翌年には横浜‐新橋間に鉄道が開通し、駅と横浜の中心部を結ぶ道として重要な橋となりました。

 

その後は老朽化などで3度架け替えられて、現在の橋は1976年(昭和51年)に竣工しています。

桜木町駅の弁天橋側には、横浜市役所の移転に伴い新しい改札口が出来る予定となっていて、

駅から市役所に行く人が多く利用するようになり、歩道橋も新たに架けられるそうです。

 

 という訳で弁天橋ですが・・・ ↓ 橋の銘板には「辨天橋」と難しい漢字を使っています。

 

    橋の上には車道が片側2車線+真ん中に右折レーン・・・ ↓ 歩道は片側広め、片側狭め。

    

       昭和五十一年三月竣功・・・ ↓ 1976年に竣工した4代目の弁天橋です。

       

          橋の構造は鋼床板鋼鈑桁3連の桁橋で・・・ ↓ 橋長は54.4mで幅は27mです。

          

橋の側面には水道橋も通っていますね・・・ ↓ また、橋が微妙にカーブを描いているのが分かります。

 弁天橋で特徴的なのが四隅にある親柱です・・・ ↓

 

    これは船の帆をモチーフにしているそうです・・・ ↓

    

       そして4つの親柱は全てデザインが異なっています・・・ ↓

       

          1本から4本まで、1本ずつ帆の数が増えていきます・・・ ↓

          

初代横浜駅(現桜木町駅)を描いた浮世絵にも出てくる歴史ある橋・・・ ↓ そんな弁天橋でした。

 

横浜の橋〓fab44〓弁天橋(辨天橋)

 

おまけの浮世絵・・・ ↓ 中央から左側に初代横浜駅、右側に大岡川と弁天橋が描かれています。