続いてはベッドルームを探索します。

ホテルステイで一番楽しい瞬間のひとつはお部屋探索かもしれません(笑)

特にこのホテル、発見がいろいろあってすごく楽しいです!

 

このリビングルームの向こう側にバスルームとベッドルームがあります。

ベッドルームはリビングルームとは完全に独立した空間です。

 

 

ベッドルームは少しクラシカルで、シックです。

とても落ち着く雰囲気。しかも明るい。

私は窓が小さくて採光がない空間が苦手なのです。

そして朝は朝日をいっぱい浴びて目覚めたいタイプ。

だからベッドルームの窓も大きければ大きいほどテンションが上がりますし、単純な性格なので自然の光りが入ってこない部屋では元気がなくなってしまいます。ひょっとして植物なのかな?光合成をしているのかも・・・(笑)

 

ベッドルームにも窓際に小さなテーブルと椅子のスペースが。

こういう一見必要ないように思える場所が実は非日常を演出してくれる最大の贅沢だといつも感じています。だから大好きです。

京都の街を眺めながらゆっくりとお茶をいただきたくなるスペースです。

 

ベッド横にもサイドボードがあって、本やアートピースが飾られています。

シンプルだけどシンプルすぎない、味気ないミニマリストではない絶妙のバランス。

やはり木の温もりっていいな・・・。

リラックス度合いが格段に上がる気がします。

 

ベッドルームの窓際にデスクがあります。

こじんまりとはしていますがMacbookを置いてウェブ会議するには十分。

今回の私のワークスペースはこちらになりました😊

 

ターンダウンサービスの後はお部屋着がこのように用意されていました。

大変着心地が良かったです。色味も風合いもこだわりを感じました。

海外の方も快適に着ることができるけど、どこか和を感じさせてくれるんです。

 

ベッドサードテーブルにはミネラルウォーターがひとり1本用意されています。

これってすごく気が利いている!夜中に目が覚めて一口お水が欲しいときとか、朝起きてすぐにお水が欲しいときが私は結構多いのです。

もちろん冷蔵庫から自分で取り出せば済む話なのですが、常温のお水ありがたい✨

 

ミネラルウォーターの下の包みを開けてみると・・・

ひとりひとつこのお菓子が入っていました。

カラフルで可愛らしいです💕

 

私は神経質なタイプではないのでどこでもたっぷり眠れますし、それは自分の長所のひとつだと思います。それでもベッドルームの快適さは疲労回復に大きな役割を果たします。

私にとってまず重要なのがお部屋の広さ。

何も広大である必要はないけれど、眠る瞬間に圧迫感を感じるのは嫌なのである程度スペーシャスであって欲しい。

そしてマットレスが適度な硬さであること。

ベッドのサイズは窮屈でないこと。

枕が3つ以上あること。

シーツの風合いが心地よいものであること。

 

本当に基本的なことなのでほとんどの日本の高級ホテルはこの辺りは全てクリアしていますが、海外となると時々そうではないこともあります(笑)

でもホテルごとに個性があって、枕の硬さもオーダーできるところが多いですよね。

私も実は夜中に抱き枕を持ってきていただきました。

こんなわがままにも24時間体制でコンシェルジュが対応してくださる、そんなサービスは本当に素晴らしいと思います。

海外で同じことをしたらチップが必要だし何だか面倒なんですよ・・・。

 

やっぱり日本のホテルってそう言う意味では抜群だと思います。

 

それでは次はバスルームを探索します。

 

続く

 

 

 

 

係の方にご案内していただいてお部屋に向かいます。

お部屋までの廊下はまるでクラシックホテルのような落ち着きでした。

ホテルの廊下にはそれぞれのホテルの個性があらわれるといつも感じますが、最近はシンプルなところが多いかな?

それに比べるとMITSUIの廊下はディテールも凝っていてワクワクしました。

 

 

絨毯なのもレトロだし、このウッディな雰囲気はなかなかの重厚感です。

 

宿泊するエグゼクティブスイート前に到着。

お部屋の前の照明も和風。

和レトロな雰囲気がここまででも十分に味わえます。

 

お部屋のキーも和の心が溢れています。

折り紙風の紙のケースに入っているのがおしゃれ。

 

ドアを開けると広々としたリビングルームが!!素晴らしい✨

やはり全体的にウッディなイメージで、このテーブルは一枚板でした。

 

天然の木の無骨でイレギュラーなシェイプが洗練されたイメージに仕上げっています。見るからに上質なテーブル。

 

 

 

素敵な写真集がアートピースのように飾られています。

和の芸術や三井家に関するものでした。

 

リビングルームの更なるソファスペース。

何人いてもゆったりとくつろげそうです。

ソファや椅子が多いお部屋は私としては落ち着きます。一ヶ所にじっとしているのが苦手で、常に場所を変えていたいタイプなので(笑)

 

かなり大きな木製のアートピース。

落ち着くインテリアですがところどころ結構攻めているいます。

 

窓のそばの一人椅子スペース。

ここはぼーっと窓の外を眺めるのに最適の場所です。

 

こちらは部屋着等が入っていた収納。

荷物を置くウォークインクローゼットは別にありました。

 

こちらが荷物を置くためのウォークインクローゼット。

私物が置いてあってすみません・・・。広さ十分です。

 

ちなみに入口には靴置きのスペースがちゃんとあります。

 

そして姿見も。細かい心遣いが感じられます。

お部屋をでてディナーに行く前にここで手早く全身チェックできるのは嬉しいな💕

 

こちらがリビングルームに置いてあるダイニングテーブルです。

背が高いのでこちらの方が飲食しやすくなっています。

 

ウェルカムスナックがダイニングテーブルに。

 

スナックにズームします。

ガレットとお煎餅と和菓子。

全ておいしくいただきました💕

 

ダイニングテーブルやバースペース。

 

まずは妹とプレミアムモルツで乾杯(笑)

 

水に浮かべたプラントが一枚板のローテーブル上に飾られていました。

粋な演出・・・。こぼさないように気をつけないと、私はかなりそそっかしくてガサツなのです。

 

この朱色の箱の中身は???

 

レターセットと鉛筆でした。

このレターセットがおしゃれで気に入ったので、持ち帰らせていただきました💕

 

ダイニングテーブルの向こう側に見えているのがベッドルームです。

 

ベッドルームは次回ご紹介します。

 

本当にこちらのホテルはご紹介したいディテールが詰まっていて、探索していて楽しいお部屋でした。

 

続く

 

 

 

 

 

 

HOTEL THE MITSUIに到着後はロビーに通されて、早速テーブルに案内していただきました。

 

ロビーに足を踏み入れるとその高い天井に圧倒されます。

天井のデコレーションも面白い!

広いロビーに動きを作り出しています。

ゴージャス!!

 

かなり大きなプラントですが、この空間をダイナミックに演出するにはぴったり。

 

ソファと椅子がたくさん配置されています。

 

チェックインはこちらで座りながらゆっくりと行われます。

 

お茶とお茶菓子、おしぼりがサーブされました。

外は寒いのでお茶のお気遣いは嬉しいです😊

 

お茶をいただきながら必要事項を宿泊カードに書き込んで、サーマルスプリングについてなどの説明をしていただきます。

 

 

まるでライブラリーのようなデコレーション。

パークハイアット京都のロビーもライブラリーのような趣がありましたが、本のセレクションも写真集や洋書などおしゃれですし、棚の照明が本をアートピースのように照らし出していて素敵✨

 

 

 

外には中庭が見えます。

向こう側もMITSUIですが、この池沿いにレストランやバーも配置されていますので、この景色はディナーやブレックファストの時にも楽しむことができます。

 

一言で言うとクラシカルでゴージャスな和モダン。

アマンの素朴さとはまた違った雰囲気です。

やはり古の財閥の雰囲気を再現する試みが生きているのでしょうね。

どこを見ても贅沢で豪華そのものの雰囲気が感じられますし、空間自体が贅沢そのものです。

それでも成金的ないやらしさは一切なくて、あくまでも上品で抑えるところは抑えるという絶妙のバランスを保ったインテリアだと思いました。

 

ハード面だけでなくソフト面でも贅沢だと感じた点は、こちらのホテルはスタッフの数が大変多いのですぐにゲストの様子に気づいてご対応くださること。これは素晴らしいと感じました。

 

それでは、いよいよチェックインを済ませてエグゼクティブスイートに向かいます💕

 

続く

 

 

 

 

私は大阪に住んでいますので、京都は日帰りの距離です。

でもいざ京都に行くとなるとやはりゆっくりしたいという思いが強くなります。

ただビジネスだけで済ますのはもったいない!と感じるくらいに、やはり魅力がある街です😊

 

今までもフォーシーズンズ京都、リッツカールトン京都、パークハイアット京都、などなどいろんなホテルにステイしてきました。アマン京都はまだなので是非とも行ってみたいのですが、魅力的なホテルが本当に多くて目移りしてしまうのです。

 

今回、そんな中でもMITSUI THE HOTEL KYOTOを選んだのは妹のたっての希望でした。

こちらのホテルのロケーションはかの三井家と深い縁があります。

 

二条城至近という三井家ゆかりの地に250年以上にわたって存在した三井総領家の邸宅。その跡地に建つHOTEL THE MITSUI KYOTOには、邸宅にふさわしい悠然としたたたずまいがすべての客室に息づいています。たいせつな人を招き、もてなす日本の茶室を現代的に解釈し、選びぬかれた天然の素材と卓越した工藝技術で全161室の客室をつくりあげました。(公式HPより)

 

ということで、歴史大好きな私も興味津々。

外資系ホテルとはまた違った趣がありそうです。

 

 

しかも・・・サーマルスプリングがあります!

屋内にあるので寒くても大丈夫だし、これは行くしかない!!

 

すぐに梶井宮門が望めるエグゼクティブスイートを予約しました。もちろんお仕事もする予定ですが、それよりもホテルのインテリアやアートを愛でたい、と思う気持ちが勝っていたのは確かです(笑)

 

これが梶井宮門です。

MITSUIのエントランスにもなっています。

 

ホテルの内側から撮影した写真ですが、この外側はパーキングになっています。

このパーキングに車で到着したらすぐにホテルのスタッフのかたがきびきびと荷物を持って案内してくださいました。

 

エントランスです。

かなり和風の建築で、高そうでもありません。

外側から見ても大変お金がかかった建築物であることが伝わります。

 

私の期待値がどんどん上がっていきました✨

 

さあ、どんなインテリアなのか楽しみ!

 

続く

 

 

 

 

 

私がベイスイートをリピートする理由はいろいろあります。

が、その中で最大の理由はおそらくこちらの最高のブレックファストであると言えるでしょう。

 

私にとってホテルの朝食は重要なポジションを占めておりまして、それによってかなり滞在の印象は左右されてしまうのです。

ベイスイートのフレンチレストラン、ラ・メールはディナーはもちろんのこと、ブレックファストでもその実力を遺憾無く発揮してくれます。

 

今回はお仕事のため、ラ・メールでディナーをする時間がなかったので、より一層朝を楽しみにしておりました😊

 

店内はエレガントで思ったよりも広いという印象です。

 

 

 

案内していただいたお席からは英虞湾の素晴らしい景色が楽しめます✨

 

こちらがブレックファストのお献立。

 

シェフの樋口さんからのメッセージカードです。

本当にローカルな食材を活かした素晴らしいブレックファストなのです!

この言葉に偽りなし。

 

妹とシャンパーニュを選びました。

いわゆる朝シャン、私も妹も大好きなのですが、日本ではラグジュアリーホテルでも選べるところは限られているかもしれません。ドイツなんかでは皆さん召し上がってるんですけどね。

 

しかもベイスイートは追加料金なしでシャンパーニュが選べる太っ腹!

こちらはペリエジュエだったかな?

マグナムでサーブしていただきました。

大満足😊

 

妹にもシャンパーニュをサーブしていただいて、二人でご機嫌なブレックファスト。

 

まずは三重県産野菜のサラダ。沖縄産チーズが添えてあります。

お野菜の味が濃厚で、小鉢の中はお味噌のディップですが抜群の相性です。

 

ヨーグルトとフルーツ。

ヨーグルトは地元の山村乳業産のグルジアヨーグルトとのことで、非常に濃厚です。

グリークヨーグルトが好物な私には、こちらはお持ち帰りしたいくらい好みのタイプのヨーグルト💕

 

モーニングスープ。

マッシュルームだった記憶。非常にまろやかで香りが立っていて、家庭では絶対に再現できないお味。

やはり手間がかかっているものはすぐにわかりますね・・・

 

パンはトーストと、大好物のクロワッサンを。

このクロワッサン、私好みでした💕

バター風味が濃厚で、表面はサクサク、中はしっとり。

もうひとつデニッシュもいただけるようですが、私はもう満腹で断念しました。

 

メニューにあれば常に私はエッグベネディクトを選びます。

こちらのエッグベネディクトはオランデーズソースが伊勢海老のソース。

やはりオリジナリティと伊勢という土地を感じさせてくれる絶妙なアレンジに脱帽です。

なぜか分からないのですが、外資系有名ラグジュアリーホテルではこういう繊細かつ大胆な、ローカルの食材を理解し尽くしたアレンジは案外出会わないな?という気もします。

やはり日本のホテルだなー、伊勢だよねー、と思わせてくれる工夫が散りばめられています。

 

そして美しいローズのハーブティー。

 

好みの問題もあるでしょうが、正直申し上げてブレックファストはお味、サービス、どちらをとっても近くのアマネムよりもベイスイートに軍配が上がります。

 

こちらのブレックファストをいただくためだけにでも、何度でもリピートしたい!そう思わせてくれるホテルがベイスイートなのです。

 

分量も多すぎることもなく、適切。

私が知る中で最もフレッシュで地産地消の素晴らしいブレックファストを提供してくださるホテルのひとつです。

 

伊勢志摩サミットの各国首脳もさぞご満足なさっただろうと、そのクオリティの高さに日本人として誇らしく感じます。

 

ご馳走様でした。