本店は東京メトロ日比谷線が真下を走る外苑西通りから少し入った住宅街にあり、
ビブグルマンに掲載されるほどの人気洋食屋の中目黒店が3年前にオープンして。
中目黒エリアでも代官山寄りの住宅街という場所も関係するのか、
当初はあまりお客さんがいなくてすんなり入れたものの。
テレビや雑誌などでも扱われるようになったのかお客さんが次第に多くなり、
ランチ時は10人20人の行列が当たり前になってきて最近は諦めていた中。
昨日の東京は、発達した低気圧や前線の影響でまとまった雨が降り、
気温も12℃に届かず肌寒い午前中だったけれど。
昼過ぎには雨があがり天気が回復するとの予報に、
この天気でわざわざ中目黒に来ないだろうから空いてるかも、とふと思い立ち。
それでも行列ができていたら別の店に流れるつもりで目切坂を下りていくと、
日曜日以外はいつもキャンパスを突っ切る東京音大が入試のため立ち入りできず。
外周を歩いて店先に行くと案の定待っているお客さんはいなく、
今年になって初めて入店すると難なくテーブル席に案内されて。
AZABU KOUGAIKEN
目黒区上目黒1-8-29
ランチ 11:30-15:00(14:30LO)
ディナー17:30-22:00(21:00LO)
水曜日定休
20席ほどとあまり広くない店内はそれでもけっこうなお客さんがいて、
ボクらが入ったあとも次から次にお客さんが入店してきてほどなく満卓。
以前から女性客が多いけれど、昨日はソロ男性も何気に多かったな。
オープン当初はメインにライスとスープもついていたけれど、
そのうちスープが外れ今はライスも別注文になっていてある意味フレキシブル。
カミさんは6回の訪問で3回目の発注となる「よくばりプレート」。
カニクリームコロッケ、有頭海老フライ、とろとろオムハヤシ。好物だらけらしい。
ボクはポークジンジャーと迷いながら時季的に「カキフライ」を選択。
サクサクぷりぷりのカキフライをソースと自家製タルタルで。間違いない。
食後に、運ぶ途中でこぼれてもおかしくないほどたっぷりのコーヒー。
料理は相変わらず美味しいし、女性スタッフたちの接客も明るく気持ち良く、
中目黒でも渋いロケーションにかかわらず大人気なのも当たり前、ってことで。
ごちそーさまでしたぁ。
これから笄軒ランチは午前中の天気が悪い時に狙おう、と
カミさんと話しながら満腹満足で店をあとにしました。
15年以上も野ざらしになっていた2400坪の旧国鉄宿舎跡地を購入して、
とても素敵な環境に整備してくれて大感謝の東京音大は笄軒の2軒挟んだ隣。
Mahalo