昨年の夏旅で青森へ向かう東北新幹線の車中、
JR東日本の車内広報誌「トランヴェール」を読み始めると。
「旅のつばくろ」(沢木耕太郎さん)だったはずの巻頭エッセイが、
柚月裕子さんの「旅のまにまに」に代わっていることに気づき。
「このミス」大賞を受賞された作家というくらいの知識しかなく、
そのエッセイが柚月さん作品の初読みとなったところ。
リズムが良くとても読みやすい文章で、
今度は小説を読んでみようと思いながら1年余りが過ぎた先日にようやく。
映画化もされた「孤狼の血」シリーズと迷いつつ、
大藪春彦賞受賞作「検事の本懐」の前段となる「最後の証人」をネット購入して。
なんとなく旅立つ時のようなワクワク感を抱きながら、
ページをめくりはじめました。
(角川文庫)
本屋へ行こう! (・ω・)/
Mahalo