学校も近く毎日のように繰り出していた、渋谷。
よくつるんでいた同級生が住んでいた、赤坂。
当時の彼女の自宅があったりバイト先が近かった、銀座。
・・・がメインの遊び場だった学生時代、
逆に雰囲気が肌に合わずほとんど行かなかったのが新宿や池袋で。
今でも新宿や池袋は他人の家にいるようで妙に落ち着かなくて
よほどのことがない限り行く気にならなかったりするんだけど。
そんなこんなの数年前。
「絶対面白いですから」と後輩に薦められて読み始めたら
リズムがいいし何より痛快で・・・スゲー面白いじゃん、って。
それから、そいつから数冊借りて読んだり
飽き足らずに自分で買って読んだ『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』。
おかげで、読むたびに池袋西口だけは行った気になってたり(笑)
そのIWGPの主人公「池袋のトラブルシューター」マコトの親友で
Gボーイズをまとめているタカシが「キング」になるまでの番外編。
あのタカシがいかに氷のキングになったか?
誰にだって忘れられない夏の一日があるよな--。高校時代のタカシにはたったひとりの兄タケルがいた。スナイパーのような鋭く正確な拳をもつタケルは、みなからボスと慕われ、戦国状態の池袋をまとめていく。だが、そんな兄を悲劇が襲う。タカシが兄の仇を討ち、氷のキングになるまでの特別長編。
IWGPシリーズ初の、文庫書き下ろし作品!
長瀬が主演したドラマは見てないんだけど、
そのドラマでは窪塚洋介が「キング」を演じてたんだね。
今なら「クローズZEROⅡ」の"バーサーカー"がイメージかぶるし、
綾野剛なんかイイじゃん。
・・・なんて思いながら地下鉄内で読んでいた後半のサイドストーリーで、
猛烈に涙が込み上がるシーンがあり「車内なのに勘弁してくれよー」ってw
「氷の王」になる前のタカシは今より口数も多かったし、
高校時代のマコトとタカシはこんな感じだったのかって面白かったぁ。
願わくば、もっともっと長編で読みたかったー。(ノω・、)
ちなみに、池袋駅で待ち合わせする時は、「西口」「東口」じゃなく
「立教のある方」「サンシャインのある方」と言ってくれないとわからない(爆)
Mahalo
北川、よくできました!お疲れ!!! (・ω・)b
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