全盲のピアニストが、わが北上市にやって来ていた。
視覚のほうに重きを置いてきた私にとって、音について考えるようになったのは遅ればせながら最近
それにつけても、この方に引き寄せられたのは見えない世界を知っているという事。そして音、感覚。
私自身も近眼なのでコンタクト、眼鏡は手放せない。ある時これらのものが手元になくなった時を思うと
怖ささえ感じてしまう。
音の美しさを表現できる、信頼の人だと思った。
たった1日でいいから見えるようになってお母様の顔を見たいという辻井さん。美しいお母さんなのでぜひ
見せてあげたいと思う私。こんな思いを感じているのは、きっと私だけではないだろう。