果実酒と深山での休暇 | バーテンダーのひとりごと日記

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新潟駅前で日々まったりと働くバーテンダーの独り言です^^

6月になり暖かい陽気な日が増えましたね。

この時期になると色々な果実が実り酒好きとしてはそわそわする時でもあります。


代表的なものは梅ですね。

普通、梅を入れ氷砂糖にホワイトリカーが一般的ですがより本格的なリキュールを簡単に作る方法を紹介します。

①90度くらいのスピリッツに果実を漬ける、こちらの方が果実本来の甘味が出ます(実験の結果)
②香りが強く出てきたら果実を上げる(味見では分かりませんので香りで判断)
③濃い砂糖水を作り②を割る(好みの度数に)
④瓶で割り混ぜたものを一週間以上寝かせる。

以上簡単ですね。
利点は早く出来る事と香りがいいです。
また度数も調整しやすい事も。


先日山奥の山荘へ行ってきました。
こちらではウェルカムにマタタビ酒が提供されます。
こちらで頂いたマタタビ酒が本当に美味しくフルーティで作り方を聞いた所、上記とほぼ同じ作り方でした。

それとこの地方はど〇ろくが密かに楽しまれている地方で、この山荘ではありませんが付近の多くの宿では悪い酒が飲めます(^^;


休日、山荘でチェックイン。
沢へ入る準備をし夕食までにと軽い釣行。

むせ返る青い匂いと土の匂い。
水の音と鳥の声しかしません。

人を拒む難所ばかりの渓谷。

初めて入渓する場所でしかも一人での釣行でしたので、
期待と高揚感以上に不安と恐怖が入り交じった変な気分。





難所を乗り越えていけばそこには釣れる事が約束されたような、素晴らしい大場所ばかり。

1時間程度で10匹ほど遊んでくれました。

夕食にいただく分だけ持ち帰り山荘の主人に囲炉裏で焼いてもらいました。


山菜が主役の山のご馳走。
この後に出た天麩羅は山に入る僕でも食べたことのない山菜食材でした。

夕食後に本を持って散歩し、
日没後は館内のランプの灯りを楽しみながら、パイプスモーキング。

時折囲炉裏の喫煙席へ行き山荘の主人と酵母の話しで盛り上がる。

湯量の凄まじい露天風呂で湯あたりするほど浸かった後は、
久しぶりのせんべい布団にダイブ。

吸い込まれるような布団の気持ち良さに何故か泳ぎたくなるよう。

いい休暇をいただきました。

シェーカーの振りすぎで痛めた肘もかなり良くなりました。
今週絶好調です!