買いたいものは全部買えた
![グッド!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
こんなに細かく段取りされた物販は初めての経験だった。
![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/517.png)
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私は2階のスタンドSS席だったので16時半に一番最初のグループで入場。
その後も次々と入場が進み、FaOIと比べても早い段階からほとんどの人が着席。
実は途中からリンクの氷が解け始めていることに気がついた。
ちょうど巨大スクリーンの光が当たるところ。だんだん広がってきてる
この公演においてスクリーンは必須だろうけど、
何なら開演前は消してくれてもいいよと思った
(と、開演前には心配だったのだが、
結局羽生選手はものともせずにやり切ったのだった)
定刻より3~4分遅れてついに開演。
決意表明記者会見の映像の後、これまでの歩みを振り返り、
ついに暗闇の中に羽生選手登場!
と思ったら場内が明るくなり、お馴染み新村さんのアナウンスで
「これより6分間練習を開始いたします」
え~!!!
私は一瞬笑ってしまった後、涙が出てきた。
でも私の近くの人はもっと明確に鼻をすすって泣いていた。
スクリーンには試合の時と同じように6分間からの
カウントダウンが表示されている。
何という芸の細かさ(!)
そしてプーさんのティッシュケースとドリンクが
リンク脇のテーブルに設置されている。
試合の時と同じように時折ドリンクを口に含み、鼻をチーンとかむ。
途中で上着を脱ぎSEIMEIの衣装が姿を現す。
練習でジャンプを決めるたびに試合とまったく同じ緊張感での拍手が沸き起こる。
リンクレベルから客席をあおるように映した映像は
これまでに行ったことのあるどんな会場よりも絵になる圧巻の景色だった。
「1番 羽生結弦さん」
私はまた少し笑いそうになって涙。
そして羽生選手は(ほんの少しショートバージョンのSEIMEIではあるが)
4S、4T、3A、3A+3T、3A+1Eu+3Sを決めて
ノーミスで演技を終えた。
この後、映像が数分挟まるが、それほど長い間をあけずに
三味線の生演奏が。
そして新しい衣装で登場した羽生選手。「Change」だ。
「Change」
死ぬほどカッコいいと思った。
そしてラストはビールマンスピン
YouTubeでビールマンが観れただけでも心底驚いて感動したのに、
その時よりももっと余裕で美しく実施していた
羽生結弦さん、初の単独アイスショー「プロローグ」へ込めた思い「みなさんと共有しながら、次のステップにつながるように」 https://t.co/grfQ7qJYhc #フィギュアスケート #figureskating pic.twitter.com/DsfoUkXFhf
— スポーツ報知 ICELINK (@figure_hochi) November 4, 2022
そしてマイクを持つ羽生選手。ゼイハアいいながら話し出すから
ちょっと笑いが起こったけど、割とすぐに普通の状態に戻る
そして新村さんとのやり取りで質問コーナー。
(事前にTwitterで募集していた)
そこでの話の中で
「これからも羽生『選手』と呼んでもらえると嬉しい。」とのこと
やったー!遠慮なく羽生選手と呼ばせていただきます
質問は27,000ほど来たらしいが(私もその中に含まれている)、
初日に答えたのは3問。それほど時間を使わずに(=休憩を取らずに)
リクエストコーナーへ。
入場した時に東和薬品さんからクリアファイル等が入った袋を渡されたのだが、
その中にバングルが入っていた。何に使うのだろう?と思っていたら…
青悲愴
白ロシアより愛をこめて
紫Let's Go Crazy
緑花になれ
観たいプログラムの色を点灯してかざしてくれ、とのこと
私は「悲愴」!青を点灯させた。
場内は青と紫が拮抗する展開に。で、選ばれたのは紫「Let's Go Crazy」!
レックレの演技の時は全員が紫を点灯させた中で圧巻のステップを披露。
このバングル、羽生選手が直前で無理くりねじ込んだ企画らしく、
間に合わないとか言われてたらしいけど…大成功
「投票とかどうでもよくなっちゃいますね全部やりますか?」と、
(↑言った言葉はこの通りではないかもしれないけど大体こんな内容)
無邪気に感動してる羽生選手が愛おしくなってしまう
会場には都築先生がいらっしゃっていて、その都築先生に振り付けてもらった
ノービス時代のプログラム「スパルタカス」を披露。
これがまためちゃめちゃカッコよかった(!)完璧。
ここまでが「Change」の新衣装のままぶっ続け。
とにかく圧倒的にスケートが上手い上に、本当に美しい身体。
脚は長いし細いし、でも痩せてるんじゃなくて
きれいな骨格に、必要な筋肉だけがきれいについている。
こんなに理想的なプロポーションが実在しているのか…と思う。
この後映像が挟まり、
2011年4月の神戸チャリティー演技会の「ホワイト・レジェンド」がフルで流れた。
今まで一度も通しで観たことのないものだったのに
…やっぱり映像あったじゃないか!
2011年GPFの「ロミオ+ジュリエット」の映像
(そこはテレ朝なので2012年世界選手権ではない(^^;))にかぶせる形で
途中から当時の衣装を着た羽生選手が登場しラストまで。
3A+3Tの何と大きいこと!そしてラストはこの日3度目のビールマン
この後またいくつか映像が流れて「夢見る憧憬」の白い布をまとった
エンディングと入れ替わるように白い布をまとった羽生選手が出てくる。
これが羽生選手の初・完全セルフコレオの作品か(!)
ちなみに「夢見る憧憬」はこちら
個人的に一番ぶったまげたのがこの作品「いつか終わる夢」だった。
私はゲームには疎いのでこれがファイナルファンタジーの曲だとは知らなかったが。
衣装は羽生選手ならではの、というものだが、背中は腰よりも下まで
布があってスカートみたいな雰囲気も出ている。
#羽生結弦 #プロローグ #いつか終わる夢 #YuzuruHanyu #フィギュアスケート#figureskate pic.twitter.com/Ydn3FGBErF
— 矢口亨(スポーツ報知写真部) (@yaguchi_toru) November 4, 2022
ひたすらスケーティングだけで魅せるんだけど、
ガリガリした汚い音は一切しない。バターのよう。
スパイラルは止まってしまいそうなぐらいゆっくりなのに一切ぐらつかない。
ほんのちょっとでもガリガリっとしたりぐらついたりしたら台無しだと思う。
そしてプロジェクションマッピング!!
羽生選手に合わせてるんじゃなくて、羽生選手の動きがそのまま
可視化されたようなまるで生き物のよう。
どんなに表現力が売りといわれるスケーターでも音楽とスケートは
それぞれ別のものと見えてしまうところ、
唯一、それが分離することなく入ってくるのが羽生選手だと私は思っていて、
それがさらに映像までも溶け込んで入ってくるのは初めての体験だった。
よくこの短い間にこんなクオリティの作品を生み出したと思う。
私の座席は羽生選手が豆粒にはならず、
プロジェクションマッピングの全容もハッキリと確認できる席だったので
とても恵まれていたのではないかと思っている。
話が遡ってしまうが、羽生選手一人だし観客は当然羽生選手を見に来てるし、
スタオベっていつするんだろう?
演技するたびにスタオベじゃん?(^^;)と思っていたが、
照明が明るくなって羽生選手があいさつした時は自然と総スタオベ
このプログラムのように暗闇の中、自然と消えていくときは拍手のみというのが
自然にできてた
この後平昌五輪のNHKテーマソング「サザンカ」に乗せて流れた映像は
完全に泣かせに来るものだった。
どちらかというと「ファンが作ったMADか?」と思わせるような
ドラマチックな作り。
でもこれ、全部事実の積み重ねなんだよな
『僕は、幸せです。』
この言葉の後に「春よ来い」。
これもまたプロジェクションマッピングとの融合が素晴らしかった。
始まる前は羽生選手一人で滑り切れるのかな…と心配で、
でも驚くべきクオリティで滑り続けることに驚愕し、
これを明日もやろうとしてるのか…とまた心配になりながら。。。
羽生選手がリンクを去るとアンコールの拍手。
スクリーンに時計が出てきて針が進み…11時12分を指すと
エレキギターの音が。
最後に「パリの散歩道」のステップを披露してフィニッシュ!
最後はFaOI等と同じく周回してくれた。もちろん一人で。
「ありがとうございました!!」の生声とともに終演
規制退場で私は一番初めのグループだったので
あっという間に退場して外へ出てしまったのだが、
せめて10秒でも一呼吸置いてから席を立てばよかったかなと後悔した。
素晴らしいショーの余韻をもっと感じていたかった
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12月の八戸公演はあいにく予定が入っておりパスだなと思っていたのですが、
追加公演が発表され、「それなら行けるんじゃね?」となり、
今申し込んでいるところです。
ただこの横浜公演を受けてさらにチケット取りが激戦となるのは
間違いないと思います
全て素晴らしかったのは当然のこととして、
私の一押しは「いつか終わる夢」「Change」「スパルタカス」です
(多分(?)「スパルタカス」はもうやらないかな?)
どうか羽生選手が健康で元気に八戸公演を迎えられることを祈っています。
『#プロローグ』横浜公演、無事終了しました!
— 羽生結弦official_Staff (@YUZURUofficial_) November 5, 2022
応援ありがとうございました✨
八戸公演もどうぞよろしくお願いいたします!#プロローグ#羽生結弦 #HANYUYUZURU pic.twitter.com/cgLLOukvfF