圧巻の満席!

日本ガイシホールに来たのはこれが2度目で前回来たのは

2011年のバレーボールW杯のときだった。(イランに負けちゃったんだよね…)

 

 

今回はこの写真の通り、「ステージバックS席」。

アーティストの方との距離は近いけれども背中を見続けることになり、

スケーターについても基本的に背中を見ることが多くなる席だ。

(羽生選手については群舞だと一番前に行ってしまうので一番遠くなるぐすん

でも注釈付ではないので視界はクリアで見やすい。

ちなみに下にスケーターの出入り口があって(左側にもある)、

羽生選手は写真に写っている右側の出入り口から出てくるおねがい

 

 

この位置から見てるとオープニングのフォーメーションも

「こういう風に位置取りして作ってるんだ!」という”裏側”が見える。

荒川さんが登場するときのアンサンブルスケーターの位置取りとか

見ごたえあり。

 

 

羽生選手はパパダキス/シゼロン組が出てくるのと同時に出てきて

ステージ前でスタンバイ。そして名前がコールされると

真っすぐ中央を突っ切って美麗4Tを決める。(助走短い!)

そして肩を見せて”ジャケットプレイ”なんかしてるしラブ

 

 

そして群舞でスガシカオさんの「午後のパレード」が始まると

ぬ、脱いだ~~!?

これは大層ショートサイドの人たちやライブビューイング、テレビで

見ている人たちは気が動転していることだろうとそのとき思った爆  笑

(やはりステージバック席はそういうところが遠目でちょっとマイルドになってしまう。)

しかしカッコよくジャケットを放り投げる場所もないし、

結局着るしかなくなり(?)もぞもぞとジャケットを着なおす羽生選手。

しかも袖が裏返っているのかなかなかうまく着られないというチュー

 

 

幕張ではほぼ目の前(高い位置からだが)で見られた高速スピンのパートも

遠くなってしまったが相変わらずの美しいスピンだった。

 

 

それにしてもこの「午後のパレード」という曲は中毒性がある。

幕張で見て以降、名古屋公演までの1週間、私の頭の中は

毎日この曲がぐるぐる回り続けていた。

 

 

今回、羽生選手以外の感想を求められた場合、第一に言いたいのは

スガシカオさんの歌の良さで。

田中刑事さんとのコラボナンバー「Progress」は

普段あまりスタオベをするタイプではない私が即スタオベした素晴らしさえーん

ちなみに独特のハスキーな声が魅力的だけど、

生で聴くと音源で聴くより声量があるなと思って。ハスキーだからかすれる、ではなく。

織田信成さんの「黄金の月」もスタオベしてしまった。

ほんとに、この2曲からどんどんショー自体の勢いがついていったように思う。

スケーターもアーティストも皆全力でいいものを作っていくんだという

ポジティブな空気。

そして各人の本気を引き出しているのは座長・羽生選手の力だと思うのだ。

 

 

ステージバック席だとアーティストの足元にあるモニタに表示されているものも

何となくわかったりするグラサン歌詞とか進行とか。

これはアーティストさんによって違っていて、

広瀬香美さんについては歌詞のカンペは一切出ていなかったびっくり

(カンペがないからいいとか悪いとかではないですよニコニコ

デビュー30周年とのことだが当たり前のように高音が伸びていく。凄い!

 

 

大トリの羽生選手が登場するとまるで試合のような雰囲気。

ステージ上のスガさんも四股みたいに股関節をストレッチして気合十分。

 

 

途中、最初のジャンプの3Aで転倒してしまってぐすん

でも即座に立ち上がって演技を続けて。

自分に対する怒りが見えた気がしたけど、

それで自棄になって後がボロボロということは一切ない。

 

 

自ら水をかぶる演出が話題になった「Real Face」だが、

それにも増して最後のラップパートがグッと印象に残った。

幕張の時は初見ということもあり、あっけにとられたまま終わってしまったけど、

ラップパートも決してその場踊りではないのだ。

ちゃんと「スケート」になっていて(だから結構移動している)、

なおかつラップの一字一句を漏らさない激しい全身の振りがある。

 

 

全てを燃やし尽くしてフィニッシュポーズを取った羽生選手は

天を仰いで「あ~最後だったのに~!!」と言わんばかりに

地団駄を踏んで悔しがっているように見えたのだが、

テレビ放送で見返すと地団駄を踏むというよりはやりきった

すがすがしい表情を見せてくれていた。(良かったおねがい

 

 

そして幕張の時にはスガさんとグータッチをしていたところ、

この日は当然のごとく羽生選手は吸い込まれるようにスガさんのもとへ行き、

ハグしたのであったえーん

そしてフードをかぶりながら退場。

 

 

エンディングでの羽生選手はやはり群舞の先頭に行ってしまうので

遠くなってしまったのだが、途中しゃがんでしきりにアピールしている

様子が分かった。

テレビ放送を確認するとその場面はハートマークハートに投げキッスラブラブを飛ばしてて

…いやはや参りました。

(映画館のライブビューイングで見ていた方たちは特に悶絶したことだろう)

 

 

そして一芸披露のコーナーでは4T+3A+3T+3Aというとんでもない

コンビネーションジャンプを披露して「やったー!」とばかりに両手を突き上げる。

 

 

最後の周回ではかなり消耗しているのか羽生選手が肩で息をしているのが

遠めでも分かった泣くうさぎ

エネルギーなんて一滴も残ってなかったはずだ。

でも彼の不思議なところは、一滴も残ってないところからさらに頑張れてしまうところ。

会場全体、さらには会場にはいないたくさんの人の「ありがとう」を

目いっぱい吸収してそれを動力にしているような。

 

 

「何でそんなに頑張るんだよえーん」という感想は

2015年の国別対抗戦で初めて生で観た時から変わらない。

 

 

ラストは冒頭の写真、右側の出入り口の前に立って

「××××、ありがとうございましたぁ!!!」と叫んだ羽生選手。

最初何て言ったんだ?とその場では聞き取れなかったのだが、

テレビ放送を見ると「Aツアー最後までありがとうございましたぁ!!!」と

言っていたことが分かった。

あ、前半戦を「Aツアー」っていうのね、初めて知った(笑)。

 

 

そしてわざわざ振り返って少し戻ってステージバックS席の

私たちのために「ありがとうございました!」と言ってくれたえーん

 

 

まだ後半の「Bツアー」も続くのに、千秋楽の気分ぐすん

いつもこんなだったかな?(そもそもそんなに行けてない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしてもスタイル異次元ですね(^^)

 

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次は神戸の2日目に行ってきます。

そして今日、静岡千秋楽も当選しましたえーん

最初のころチケットが全く当たらずどうしようかと思ったのですが

各会場1回ずつ行けるなんて有難いことです。