ヨモギやアブラムシさん、
冷静に見れば只の生物の一員なのです。




日本でよく見るヨモギは、

薬効があり、土の水分を保持し、ミミズを養ってくれる

素敵な植物さんです。

 

が、自分以外の人が居る畑では、憎まれっ子ではないでしょうか。

 

内心「ヨモギ居なくならないかな、邪魔なんだけどな」と

感情的に思われているように感じます。


悪い事をしているわけではないので気にしないようにしていますが

体験農園では、キク科植物に常駐してもらうために

ヨモギを移植すると、肩身の狭い思いをします。
(東京都国分寺市、小金井市、立川市 令和6年の今も)

 

 

 

 

ヨモギ)根っこでも花粉でも増えるなんて!メイワク?

 

→逆に考えると、土が砂漠化しないようにヨモギも住めるような環境

日本には当たり前のように見られる植物

利用するために移植すると、適応力が高いので共存し、場合によっては繁栄する

放っておけばいいのではないかと思うのですが…

 

 

 

アブラムシ)ウイルスが移ったら困る?

 

→健康体なら、植物は簡単にウイルスが蔓延して全滅するようなことはないと思うのですが…?例えば人間のインフルエンザウイルスは毎年流行るけれども、人類共存してきたと思います。

 

健康体でない植物を無理やり育てようとすると、畑が戦場に

とても大変になってしまいます。

 

ネットで防除して、消毒、虫が来るのをひたすらつまみ出し

相手を理解せず、都合の悪い存在だと決めつけ

1匹でも目に入り、どんどん増えているように見えるのが

感情的に恐ろしいだけではないですか?

 

 

限られた地域だとしても、「相手を絶やそう、滅ぼそう」というのは、

絶滅を願う憎しみの心です。

 

 

ヨモギは、PHや湿度、日当たりの適応力が広いので

あちこちで見られるのだと思います。

 

ですが、ヨモギ以外が生えなくなる ということはないのです。

 

放っておけばいいのです。

 

 

 

今その土地をお世話している人の、

理想の畑の形態にそぐわないための、迫害。

 

これって、今世界中で起きがちなことと

同じではないでしょうか…?

 

 

 

参加していた体験農園で、

茄子の初期消毒だと言って、農薬散布するのを見ました。


国内の法律でOKの出ている薬剤をかけても、

死に耐えることことがないのを、目にしました。

耐性のある新しい種類のアブラムシさんが

2~3習慣程度で2種類現れ、混在していきました。

自然は、それだけ強力なのです。

 

アブラムシは、ただ生きるための食事以外に

植物が人間が蒔いた、よろしくないものを

吸収するために、現れる生き物のようにも見えます。

 

 

これは、うちの自然栽培のそら豆に集団で居るアブラムシさんです。

同じそら豆でも、アブラムシさんが集まっている個体は僅かです。

急に呼ばれたときに出動できるように消防署に居る、

消防隊員さんのように、私には見えます。

見かけても、何もせず放っておきます。

 

冬の間、このアブラムシさん達は、
どんどん増えて広がっているようには見えません。

太陽礼賛、日向ぼっこしているようには見えます笑

 

 

 

個人の所感でありますが

雨が降ったとき、種を乾かすとき、植物内のバランスを取るために

アブラムシさんの役割があるのではないかな…?

 

なので、テントウムシもアブラムシも、私にとっては同じ自然界の一員です。

 

 

一見邪魔に見える存在も

自分の見る目がなく、存在価値を理解していないだけで、

居なくなると、困ったことになるのでは?

 

 

天気のいい日に、アブラムシさんが

群れで、踊るようにコミュニケーション?しているのを

見たことがありますか?
人がウェーブの動きをするのですが、

自然界の意図のようなものを感じます。

 

 

放っておけばその存在に役割があるのを、

自分の利得のために利用しようとするのは

私は好きではない、打算的な考え方だと思っています。

 

それよりも共存、ただ共に存在すること

放っておくこと(家庭菜園においては、何もしてはいけない、あれをしてはいけないと決めつける事でもない)

無理に知ろうとしたり、強要しないこと

排除しようとすることで、自然は、逞しく逆に勢いづくことが多々あります。

 

 

 

相手に対して何もしないのが、一番

自然な栄枯盛衰に繋がるように思うのですがね。

 

 

 

人が殺すために自然界に自ら持ち込んだ毒によって、

人の方が、苦しい想いをしていませんか。

 

剣を取るものは、剣に寄って滅びる(痛い目を見る)のだと

私は思うので、

今日も家庭菜園を、遠くから見守りたいと思います。