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10連覇を懸けた名古屋のFリーグ10年目は、リーグ2位で進出したプレーオフで決勝へ進む事すら叶わなかった。
つまり優勝へと、その指先をかける事も出来ないまま、あまりにも呆気なくその幕を下ろした。


10連覇が懸かっていたという事は、こうやってその10年を見続けてきた人達もいるという事。


Fリーグ2年目に世界No.1といってもいいくらいのフットサル専用アリーナのオーシャンアリーナができて最初の頃は凄く感動したしこんなとこでフットサルするのを観戦できるんや!と喜びました

Fリーグ10年目になるとオーシャンアリーナがあるのも観ている方も当たり前のようになってしまいました(よくないんですがね)

V9に導いてくれた北原さんと森岡薫さんのFリーグ元年から名古屋オーシャンズに所属していた二人も今季からいなくなりオーシャンアリーナができる前の環境を知る選手がいないんですよね

Fリーグ開幕前にパークアリーナでの練習を観に行ったときに次の借りてる人達が待機していて時計を気にしながら真境名オスカー監督が練習の指示してみんなで後片付けしてボール運んでる姿を見たことあります

オーシャンアリーナできてからはそういうことも気にしないでフットサルできる環境になりました

この環境を作ってくれた当時の大洋薬品の新谷さんの功績は大きいです

V10はできませんでしたが今の環境でフットサルできることに感謝して名古屋オーシャンズの選手には頑張って欲しいです


西浦さんのFBより転載


これを読んで、当事者ではない私が今、改めてその重さを感じている。


そうやって積み重ねてきた連覇でも消える時は一瞬で消える。


ただ、その1敗を経験する事は来年でも再来年でも不可能であり、

次に最も早く経験できる選手がいたとしても、それは今回のチャンピオンチームが決まり、そのチームがそこから9年チャンピオンであり続けて初めて経験できるもの。


そんな10年という長い歴史を積み重ねた後でないと訪れない、奇跡的な瞬間を経験出来た選手はある意味幸運だし、その悔しさを味わえるのも特別だと認識出来たらいい。


当然、その代わりを全日本で取り返せるなどというものでもない。

それは決して良い悪いという事ではない。

それまでに本当に色々な人達がその礎となって積み上げてきた物が脆くも崩れる瞬間は、必ず誰かが経験するししなければならない

その一番重要な残酷ではあるが、恵まれた当事者に自分達が選ばれたと思えば良い。


10年のうちの9年と言う長い期間を積み重ねた北原元選手でも森岡選手でもそれを当事者として味わう事は出来なかった。


scrap and build

壊し また創る


次の10年をどう創り出していくのか

ここからどう歩くのか


また1からスタートするための、最初の一歩はとても小さく感じるかも知れない。

でもそれは未来へ続く大きな大きな一歩である事にも間違いはない。


10年前の人達も、最初はみんなその一歩からはじめた。

長いようで短く、短いようで恐ろしく長い。

想いを背負えるという事はとても栄誉なこと。


それが決して不可能ではないことは、自分達が一番見てきたはずだから。


歴史はそうやって積み重なっていく。


西浦さんに敬意を表して