今日は前の会社に挨拶に顔を出す。
建築のケの字も知らない私を12年も気長に育ててくれた師匠だ。
辞めてからの旅の報告、就活状況、旅を通して得た設計に対する
新たな想い等を話す。
ここ最近の急激な不景気の波にどう立ち向っているのか、という
所も知りたい下心も少し有ったのだが口から出た答えに脱帽。
「不安なんか感じててもしょうがないだろ。今までの仕事がなくなる
こういうときだから設計をやっていく上で本当に大事な事を根本から
考え直すチャンスだろ?」
この一言を聞けただけで今日はもういいや、と思う。
数多の本を読み設計を通して備わっている経験測、いわゆる
大局観を持ち、確かに去年からこの事態に陥る事は師匠は言って
いたので、今更ながら感心。師匠の保護下を出て理解できる話等も
あり、師匠に育てて頂いた幸せと、心に決めて退社した事が自分に
とっていい事だったと感じる事ができた。
また本の読み方が違う。
常に今置かれている状況に重ねたり問題意識を持って読んでいるので、
薀蓄の知識ではなく知性となる読み方をする。確かあの佐藤優氏も
同様の読み方をしていると記憶しているが、あの方も驚くべき知性を
お持ちの方なので、自分もこの読み方を習得すべく訓練中だが、難しい。
師匠との話を終え社員と談笑。旅の写真を見せ一緒に飯を食い更に
談笑。僅か半年だが、色々なプチ社内事件がある事に驚きつつ、
挨拶をし終了。行ってよかった♪