昨夜は、帝国劇場で、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』を観劇。

昨年の公演は、どうせチケット獲れないだろうし、チケット代は高いし…と思って、見送ったのだが、昨年観劇された方々の感想を読んでいて、やっぱり観に行けばよかったかあと、少なからず後悔したので、今年は観ることにした。

 

昨夜のキャストは、サティーン・望海風斗さん、クリスチャン・井上芳雄さん、ジドラー・橋本さとしさん、デューク・Kさん、ロートレック・上川一哉さん、サンティアゴ・中河内雅貴さん、ニニ・加賀楓さん、ラ・ショコラ 菅谷真理恵さん、アラビア・MARIA-Eさん、ベイビードール・大音智海さん。

 

ストーリーとしては、目新しいものではないのだが、そこは、キャストの実力、装置や照明・衣装、振付…総合力で魅せる上質なエンターテインメント。音楽は、既成の曲で構成され、曲名は知らなくても、聴いたことのある楽曲が、ちりばめられている。

 

サティーン役は、面積の少ない(!)衣装ばかり着ているのだが、タカラヅカを退めた直後なら、うわ~望海さん、露出し過ぎ~と感じたのだろうけど、今は割とフツーに見られる。ミュージカル女優として、シンガーとして、着実に大きくなってらっしゃいますよね。

クリスチャンは、年上の女性に恋焦がれる若い青年役なので、井上さんの年齢ではキツイかも(すみません)と思っていたが、いやいや、思いのほか、お若かった。

ジドラーの橋本さとしさん、最高!この役に、彼以上の適任者が居ますか?

サンティアゴ役の中河内さん、バリバリかっこいい役だと思って観に行ったのだけど、結構 笑えるキャラでした。ダンスは、もっと観たかったあ(意外と歌中心)。

 

主役が死んでしまうお話、って、観劇後に気持ちが落ちてしまうモノもあるけれど、この作品は、パワーをもらって、笑顔で帰路につくことができます。観客の手拍子や歓声(最近は、日本人のお客さんも、ヒューヒュー言いますよねえ)も熱い。

 

客席からの撮影は、開演前・幕間・終演後のみОK(ステージ上に役者さんがいらっしゃるときはダメ)。あんまり写真を撮らない私ですが(タカラヅカの開演前とか、ぜんぜん撮らない)昨夜は撮ってみました。