昨夜は、IMMシアターで、『乃木坂46“5期生”版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」2024』を観劇。

飛龍つかささん目当てで、初めて『セラミュ』を観に行くにあたり、セーラームーンの あらすじ、登場人物などをお勉強。予備知識ゼロで観ても楽しめるとは思うけど、予習して行ったほうが より楽しめるに違いない、と。

 

初めて行った、IMMシアター。掘っ立て小屋(失礼)みたいな感じで、ロビーは狭過ぎですが、客席の造りは、なかなか良くて、程よい傾斜があって、前の列との間隔もあって。とても観やすかった。キャパは700ぐらい。

グッズ購入の列に並ぶこと(私はパンフレットしか買わないんだけど)30分以上…買う前に開演しちゃうかと思ったよ。男性客が多いとは予想していたけど、想像以上の割合で、男性9割・女性1割くらいの比率。女子トイレが空いている!ちょっと感動(普段の観劇で、こんなこと無い)。

 

大阪なる(上杉柚葉さん)&海野ぐりお(中野美優さん)の わちゃわちゃした開演前アナウンスから、一気にセーラームーンの世界へ。

セーラー5戦士(こういう呼び方も、今まで知らなかった)は、Team MOON と Team STAR のダブルキャストで、私が観た回は、Team STAR。セーラームーン・菅原咲月さん、セーラーマーキュリー・中西アルノさん、セーラーマーズ・一ノ瀬美空さん、セーラージュピター・冨里奈央さん、セーラーヴィーナス・川崎桜さん。

 

タキシード仮面は天寿光希さん。ダーク四天王は、クンツァイト・飛龍つかささん、ゾイサイト・明音亜弥さん、ネフライト・留依まきせさん、ジェダイト・大原万由子さん。クイン・ベリルは、松原凛子さん。

 

一言で言って、面白かった!楽しかった!やっぱり、勧善懲悪モノは、わかりやすくてイイ。愛と正義が勝つ、そういう世の中であってほしい、そうでなくてはいかん、と、強く思った。

乃木坂の皆さんは、この作品が初舞台(お芝居するのが初めてということか)で、しかも昨日が Team STAR の初日だったが、よかったです。5人の中では、マーズの一ノ瀬さんのお芝居に惹かれた。役も合ってますよね。

 

元タカラヅカ勢は、巧くて当たり前なので(こういう世界観のミュージカルは お手のモノ)、出てきただけで安心感がハンパない。元タカラヅカではないが男装アイドルグループ出身の明音亜弥さんも、すっかり、元ジェンヌ枠。

タキシード仮面/地場衛を演じる天寿光希さんは、何と、初恋の人が地場衛だったそうで、出演オファーを受けるのに悩んだそう。さすが天寿さん、温かく、優しく、カッコよく、カンペキなパフォーマンスでした。

 

松原凛子さんは、演り甲斐のある(この役 演りたい人、多いと思う)悪役を、美しく演じきった。こういう作品の悪役は、何より、美しくなければ、ね。歌は、もっともっと聴きたいけど、クイン・ベリルのソロ曲がいっぱいあっても、バランス悪いしなあ。

 

このキャパの劇場で、この公演期間(4/12-4/29)では、当然、チケット難。

千秋楽の公演が昼夜ともライブ配信されるので、興味のある方は、ご覧になってみては。