昨日は、宝塚花組バウホール公演『舞姫―MAIHIME―』千秋楽のライブ配信を、2幕のみ視聴した。途中から観るぐらいなら、観ないほうがベターかも…とも思ったが、千秋楽だし、組長さんのご挨拶もあるし、何より、これはイイ作品だと思うので、たとえ、2幕だけでも、観るべきだ!と決断した次第。

 

森鴎外の『舞姫』を、植田景子さんの脚本・演出でミュージカル化。2007年に花組で上演され(愛音羽麗さん主演)、今回は聖乃あすかさんが主演。音楽は甲斐正人さん。ナンバーが多いですね。難しめの曲が多い?(何となく、そう感じる)

日本人のエリート官僚と、ドイツ人の踊り子の恋愛…幸せな結末が待っているとは思えない組み合わせで、そのとおり悲劇で終わるが、タカラヅカの舞台に乗せると、感動的な作品になるのは、やっぱり、TAKARAZUKAマジックだよなあ。

聖乃さんの喉の調子が気になったが、聖乃さん、美羽愛さん、帆純まひろさん、侑輝大弥さん他、キャストさん一人一人が、この作品を愛して、同じ方向を向いて一丸となっているのが伝わってきて(2幕しか観てないのに、こういうことを言うのもナンですが)、改めて、植田景子先生のチカラを感じた。再演物ばかり続くのも困るけど、良い作品は、作品に合ったキャストで再演する意義はあると思う。

 

カーテンコールで、この公演は配信されています、の呼びかけはあったが、ブルーレイ発売決定の告知は無かった。発売されるのだとは思うけど。3番手さんや4番手さん主演のものは、コロナ禍以前は発売されなかったもんな。ほのかちゃんは、花組の3番手という認識で、合ってますよね?

 

おととい、初演の出演者の皆さんが、観劇されたそうだ。彩城レアさんのツイート。

 

 

壮観。主演コンビの愛音羽麗さん&野々すみ花さん、星原美沙緒さん(相変わらず、黒ずくめのファッションですな)はじめ、かなりの人数が集まられたのですね。客席ショットで、愛音さんと野々さんが前後に分かれて着席されているのが、上級生順、を感じます。