おとといは、宝塚ホテル「琥珀の間」で催された、『とも＆シビ 宝塚ホテル フェアウェル ディナーショー』に参戦。建て替えされる現・宝塚ホテルのフェアウェル企画の ひとつ。元タカラジェンヌの御二人、立ともみさん＆矢代鴻さんの同期生コンビによる、楽しい、濃い(！)ひとときだった。スカイステージで2006年に放送されていた【Bar灯 とも&シビ】の再現！という趣もある。
セットリストは、こちら。
シビさんの、“ブエノスアイレスの風”“ブルースレクイエム”“想い出のサントロペ”などは、もう、テッパン中のテッパン。安心して聴けますね。
ともみさんの選曲の中では、シャンソンの中では この曲がイチバン好き！と仰る“水に流して”が印象的。“鏡の中のつばめ”も よかった！御自身も出演されていた“セ・マニフィーク”の主題歌も、パワフルで粋でカッコよかったです。
トークは、同期生ならではの遠慮の無い遣り取り…かと思いきや、意外に(？)お互いに気を遣われている御様子も垣間見え、長年のトモダチっていいな～と感じ入った。予想どおり、時間は大幅に押したけど(笑)。
演奏は、ピアノ(音楽監督も兼ねてらっしゃるのかな)・佐伯準一さん、ベース・大森成彦さん、ドラム・高阪輝雄さん。
演奏はもちろん素敵でしたが、ともみさんシビさんのトークをニコニコ聞いているお姿が、柔和で温かい雰囲気で、オトナの余裕（包容力）を感じました。
シビさんが“The end of the world”を歌う前に、昨年 同期生が二人、遠い所へ旅立った…というお話をされ、歌の間奏時に「ミッキー！ヨーコちゃん！」と お名前を口に出されたので、私の涙腺が…。
その曲の終了後の、ともみさんとシビさんのＭＣ時に(ホントは そこでトークする段取りではなかったようだ。シビさんの勘違いで、ともみさんが呼び出された)、ともみさんの 口からも、ミッキーやヨーコが居なくなったなんて、まだ信じられない(実感が無い)…と。本当に。
写真のProgramには載っていないが、アンコールは、“すみれの花咲く頃”。皆さんも御一緒に！と促されて、客席の私達も大合唱。客席を回りながら歌っていた ともみさんが、同期生の みさとけいさんにマイクを向け、ピンちゃんの歌声も ほんの少し聴けました～。
ピンちゃんの他にも、客席には、宝塚ＯＧが大勢。現役時代の舞台を拝見しているかた、写真でしか存じ上げないかた、皆さん一様に、お元気！ＯＧの皆様も、宝塚ホテルの移転を、淋しく思われているのでしょうか。
その日は、宝塚ホテルに泊まり、翌朝(つまり昨日の朝)は、がっつり朝食バイキング。
朝食の後、音校生の「すみれ募金」に遭遇し(私が見た時は予科生たちの時間帯だった)、彼女らの発するキラキラビームにヤラれた。いや～、若くて美しいだけじゃなくて、一般人と違うオーラを、すでに まとっているのね。入学して１ヶ月ちょっとなのに。
改めて、立ともみさん、矢代鴻さん、すばらしいショーをありがとうございました！これからも、私は、54期ジェンヌへの愛を、リスペクトを、持ち続け、語り続けます。
〔5/30追記〕
立ともみさんのオフィシャルサイトより。
http://ritsutomomi.com/event/1816/