mixiより転載
 
 
 
ミュージカル『シラノ』を観劇。『ジキル&ハイド』と同様、レスリー・ブリカッスが台本・作詞、フランク・ワイルドホーンが作曲、山田和也さんが演出、そして鹿賀丈史さんが主演。
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ほとんど出ずっぱりの鹿賀さんは、数多くのナンバーを朗々と歌い、圧倒的な存在感で舞台を牽引…そのパワーにただただ感服!敬服!

ワイルドホーンの曲は、ダイナミックで(大きな劇場向き?)、耳なじみが良く、覚えやすい。『ジキハイ』の“THIS IS THE MOMENT”や『スカーレット・ピンパーネル』の“ひとかけらの勇気”は My Favorite Song だ。聴くと(歌うと)元気になる!この『シラノ』では、ガスコン青年隊が歌う“我らガスコン”や“栄光に向かって”が特に耳に残った。シラノやロクサーヌのソロナンバーやデュエットもキレイな曲だったけど…。

『ジキハイ』でも、少数精鋭の実力派アンサンブルが素晴らしかったが、今回のアンサンブルにも、佐山陽規さん林アキラさん大須賀ひできさん小西のりゆきさんなど、Over50の職人級が揃っているのが嬉しい。『レミゼ』初演のジャベールが今も記憶に鮮やかな佐山さんは、ガスコン青年隊のリーダー格・カルボン。司教様で おなじみのアキラさんは、修道士(またまた聖職者)・観客・青年隊の3役を演じ、歌唱指導スタッフも兼任。『ジキハイ』の大司教&スパイダー(他3役…計5役!)が大ヒットだった大須賀さんは、大酒飲みで女たらしの詩人・リニエール。『レント』が印象的な小西さんは、リニエールの弟分で、憎めないお調子者・キュイジー。確実にイイ仕事をする、イイ味を出す役者さん達は貴重だ。

今日から東京でもマスク姿の人が増えるかなあと思ったが、そうでもなかった…昨日までよりは増えているけど。JRや東京メトロの駅員さんは全員マスクしている。日生劇場に着くと、入り口の手前のテーブルの上に、アルコール消毒スプレーのボトルが2本。御自由にお使い下さい、って。これは今日からなのかな?