mixiより転載
 
 
 
天王洲銀河劇場で ミュージカル『回転木馬』を観劇。
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この作品を観るのは、1995年の東宝版(帝国劇場)以来。今回は、ホリプロが経営母体である銀河劇場が製作した。東宝版を観た時は、何て言ったらいいのか…一場面一場面が長い…歌が長い…バレエが長い…と思った(退屈したわけじゃないんだけど…)。まあ、オールド・ミュージカルって、そういうモンだよね。今回は、劇場の規模も、出演者の人数も、上演時間も、コンパクトになって、すっきりした印象だった。テンポアップしたのは良いが、あっさり さっぱりし過ぎの感も…。再演って難しい…。

今日の お目当ては、ネッティ役の安奈淳さん。そこに居るだけで場面全体が引き締まる存在感は さすがだが、歌の高音部になるとボリュームが無くなり かすれ気味になるのが残念だった。オトミさんの歌声の大ファンである私が、オトミさんの歌を聴いて こんな想いを抱くなんて、初めてだ…。でも、やっぱりアノ個性的な歌声は大好き!

圧巻だったのは、ミセス・マリン役の風花舞さん。バリバリのダンサーでありバレリーナである ゆうこちゃんが、歌もダンスも無い(ほんの少しだけダンスはあったが)役なのは意外だったが、色濃い熱演でインパクト強かった~。

音楽が綺麗だなあと 改めて感じた。オープニングの“Carousel Waltz”、ビリーとジュリーのラブデュエット“If I Loved You”、作品のテーマ曲とも言える“You'll Never Walk Alone ”…美しい旋律。おととい 抱腹絶倒した(!!!)『南太平洋』と同じ、リチャード・ロジャース作曲である。
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