mixiより転載
 
 
 
宝塚雪組公演『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』を観た。この公演を最後に2人のタカラジェンヌが退団する。そして、『ソロモン―』の作・演出を担当した荻田浩一先生も退団する。これが“宝塚歌劇団の”荻田浩一の最後の作品なんだな~と感慨深く観てしまった…。賛否両論あるようだが、私としては好みのショーだった。

タカラヅカでは、「退団」することを「卒業」と表現することがある。最初に「卒業」という言葉を使ったのは、麻実れいさん(1985年退団)だそうだ。宝塚歌劇団は「学校」で 団員は「生徒」だから、「卒業」という言葉が ふさわしいという お考え。確かに、「退団」と言うと 暗いネガティブな感じがするが、「卒業」と言うと 晴れやかな門出のイメージ。退団するジェンヌさんに「卒業おめでとう」という言葉をかけたりするのも、さわやかで良いな~と思う。

今日観た公演は、阪急交通社主催の貸切公演で、OGの愛耀子さんが司会を務めていた。2年前のクリスマスイブに「卒業」した あみちゃんは、昨年1月に御結婚され、今年6月には御出産(男の子と女の子の双子!)…幸せオーラに輝いていた。

来年で創立95周年を迎える宝塚歌劇団。これまでの卒業生は数千人(一万人足らずとは意外…)。歩む人生は様々だろうが、皆さん それぞれに、自分が観客に夢を与える存在であったことを誇りに思っていらっしゃるのだろうなあ。

シナちゃん、ラギちゃん、オギー、「卒業おめでとう」。お幸せに!