前略。この度、MSN-0096SHIKI(黒式)様主催「ザブングルグラフィティ通」に参加させて頂く事と相成りました。


モノはバンダイ製1/144「カプリコ・タイプ」。放映当時発売された旧キットの、昨年秋頃(10月位?)に再販されたロットとなります。

「キミは走るか?オレ達ゃ走るっ!!」

3月29日「ザブングルの日」完成記事アップを目指し、現状持ち得る気力・体力・時の運、その全てを以て全力で走り切る所存…って、もう〆切明日じゃん?!



以上、鋭意制作中の現場からお届けしました。


おしまい。



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(以降、途中経過時の一人言となります。純粋なキットレビューのみご所望かつ「お前の個人的な事なんざどーでもいーわ!」という方々には大変申し訳ないのですが、こんな有様ですのでブラウザバック推奨。このまま読み続けるにしても「ーーー」まで飛ばして頂けますとこれ幸い。


他人様のお祭りの末席に乗せて頂いておきながら何とも情けない話ではあるのですが、自身に残されたほんの僅かな気力・体力・時の運、全てを掛けて踊り切る為にどーしても必要な事前儀式。備忘録だから仕方ないね。


とは言え、当の昔に完結した本作。故にいつものネタバレ満載裏付無・特定個人&団体への非難の欠片も無い、愛故のお気楽極楽与太話。


という訳で、何卒お時間のある方は寛容にお付き合い下さい。


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当ブログではこれまで


①「取り上げたキャラタイトル発表当時の状況・事情」を、

②「これまでに判明している様々な情報」に照らし合わせ、

③「現在における自分なりの解釈・見解をまとめてみる」事で、


「個人的備忘録」という体でのネタ纏めを行って来ました。


これは「自身が子供の頃に思い、感じた事」を一事例とし「今の大人視点で見直す事」で、大好きなキャラクタータイトルの価値を今のうちに「自己評価・再認識」しておきたかったから。


では何故そうしたかったのかと言うと、事は2016年6月からスタートした「バンダイ キャンディトイ スーパーミニプラ」シリーズに端を発していたりします。その栄え有る第一弾目こそ、大好きな「戦闘メカ ザブングル」だったのです(※)。


※…スパロボ採用・玩具&模型リメイク等によるこの再脚光化、もう第何次に当たるのか分かりませんよね。


本家本元の「バンダイ ホビー部」を差し置いてのこの流れは、玩具・模型業界に大きな衝撃を与えました。


元々他メーカーからも細々と出続けてはいましたが、ここから明確に「旧ロボットタイトルの再脚光化」ムーブが業界内で一本化された印象を与えたからです。


そして恐らく、70・80年代の「旧ロボットタイトルの再脚光化」ムーブはこれで最後になるだろう…という予測も立ちました。


そう思うと居ても立ってもいられなくなり、2018年から本ブログを立ち上げ、気になる"新商品"が出る度に「レビュー」という形でネタとする事で今に至る訳ですが…その際、心に決めていた事が2つありました。


1つは「再脚光化に尽力してくれた製作スタッフに最大限のリスペクトを捧げる事」。もう1つは「子供だった当時出来なかった事を最大限遊び尽くす事」。


何しろ子供だった当時は「技術・手段・アイテム・何よりも金」がありませんでしたが、大人になった現在は「体力・気力・運・何よりも時間」が圧倒的にありません。


そこで①~③の過程を経て「個人的備忘録」という体で纏める事で、枯渇しがちな「アイデア・やる気の整理・効率化」を図る事にしたのです。


ですが「ザブングル」に関しては、スーパーミニプラはおろか過去に超合金魂&R3・更にはその後 望外だったハイメタルR化までもが成されてしまっており、今後"新商品化"=「レビュー」の機会は無いだろう…と半ば諦めていたのでした。


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そんな折に華々しく開催宣言されたのが、今回の黒式 様主催の「ザブングルグラフティ通」。


アメブロ内の個性豊かな実力派が揃い踏みなだけでもワクワクするのに、3/8からYoutubeでも始まるわ、果てはグッスマさんから新商品情報が発表されるわの大祭り騒ぎ。


この開催期間中に「ザブングル40周年」に乗る流れ、正直「(幸運)持ってるー?!」って思ってました。「何時だって、熱くなれる何かが欲しい!」そんなこんなで、発表の1月10日以降気になる毎日を送ってきた訳ですが…。


「そんなに気になってんのなら、とっとと参加要請しちゃえばいいのに」とお思いかもしれませんが、何しろ今は年度末進行の真っ盛り。最も当てにならないのが自分自身と言う有様。


故に「せめて7割方形になるまでは絶対申請すんなよ?!」と固い縛りを自らに課し、何とか2週間前に纏め上げたのが以下の状況。

テーマは「カプリコがカッコいい事を証明する」、主に自分の中で。


その実現化のためには、何と言っても「ザブングル」本来の魅力「活劇=アクション」出来るようにする事。そこで


「①旧キットに間接仕込んでフル可動化」

そして

「②ウォーカー・マシン(以下 WM)を活かす小道具の作成」

更に

「③お遊びとしてオマケギミックを付ける事」


以上3ポイントに絞って製作開始。

①については、設定画にもある「鳥足逆しゃがみ降着ポーズ」が取れる事を最低ラインとして間接仕込み。

②小道具に関しては、シビリアンの(喧嘩っ早い・面倒臭がり・手っ取り早さ優先至上主義という)特性上、手足でそのまんまブン殴ったりガードするのがWMの特徴だけど、小道具に関してはカスタマイズ感満載な手頃な近接武器を持たせてみたい。そこで以下を準備。


・WM用油圧式ハンドブレーカー(ブルーストーン発掘用)

・鉄パイプ(近接用武器デッチ上げ風味)

・アイアンギア整備用スパナ(WM用)


ギャリア・バズーカについては、手首交換も可能としたため、後にどうしてもキャラクター性が欲しくなり

「トロン・ミラン用にしてみてもいっかなー…」と思い立ち、急遽アキバに探しに行くも、昨今の情勢下では当然売ってる訳も無し。


この日は欲望の赴くままウマ娘グッズのみ買って帰り、最終的には友人(=先輩)が入手した再版分を無理矢理ブン取った物からの流用となります(しかも定価で譲ってもらう始末)。


で③については…①で仕込んだ間接確認がてら( ・ω・)⊃して「ドタバッタン・モード」(ただ四脚になって少し大荷物が積める位で特に意味の無い変形)とかやってたですよ。

「フフ…後はゆっくりジャンクパーツを見定めて、丁寧に表面処理を施し、じっくり塗装するか」


気分はすっかり1日外出録ハンチョウ。2週間もあるから、余裕余裕…おっと。その前に急いでMSN-0096SHIKI(黒式)様に申請しないと、ご迷惑をおかけしちゃうぞ…


とか思っていた矢先、ここでふと気がついてしまったのが良く無かった。その瞬間、脳裏にあの名曲が大きく鳴り響く事になります。

チャラララ~…チャラララ~…♪ダカダカダンッ、ダカダカダンッ、ダカダカダンッ、ダカダカダンッ、ダカダッ、
ダカダッダッダーッ!ダカダッダッダーッ!チャーッ、チャーッ、チャーッ、チャーチャーン♪(うるせぇっ!)

こ…この曲は、BGM集vol.2に収録され、当時の「プロ野球珍プレー好プレー」の好プレー時や、現在のスパロボでも採用された名曲「ウォーカー・ギャリア」!(※)


※…ザブングルの曲は名曲揃いで、特にBGM集vol.1は構成・ジャケット含め名盤です。大人になると、井荻 燐 氏の歌詞がまた染み渡りますよね…特にED後半が。


そ、そんな事より…レッグ・タイプな小型WMが2機?!


こ、これはマズイ…と言うのにも訳がありまして。


これって(極めて個人的に)「ザブングル」世界における主役メカ=「ジロン・アモス(&チル)」搭乗機たる"3日の掟"ならぬ「3つの条件」


①バイザー型目部&ダクト型口部で構成されたキャラクター性の高い頭部が採用されている事

②サンライズのリアルロボットとして「F/A(ザブングルではフルアームド。他作品ではフルアーマー)」化出来る事


そして何よりも、最大の特徴(個性)として…


③2つのメカへの分離から、変形・合体を経て1つのロボ(WM)になる事


要はフル可動化した事で、最もハードルの高かった③番目の条件を偶然奇しくも獲得してしまった事自体が問題なのです。


新型コロナの3回目接種やブログまとめの事も考慮したら、実質残りたったの2週間しかない。これは元々「ディテールアップ&リアル塗装作業」に割り当てていた作業コストな訳で…その時の脳内イメージはこんな感じ。

「残り2週間で①&②をデッチ上げる事が出来る?!そこんとこどーなの?!」(代理:Zちゃん)

「出来るのか、出来ないのか、ドッチなんだいっ?!…人それを、なかやまきんに君ネタと言う」(代理:ロム兄さん)


「無理しないで、今のまま進めようよーっ?!」(代理:サーバルちゃん)


「…で、っ…」(代理:かばんちゃん)


「「「…で?」」」


BGM「ウォーカー・ギャリア」


…ああ、そうさ!本当に自分が見たかったのは「カプリコ=主役マシン」即ち「ジロン(&チル)が乗ってるWMな所」だったんだっ!


やりたくなっちゃったんだからしょうがない。そうこうしている間にも、今度は脳内でザブングルのキャラクター達が勝手に小芝居を繰り広げ始めます。


コトセット(以下 コ):

「パーツ不足でギャリアが動かないって~っ?」


ジロン(以下 ジ):

「今のご時世、何にするにもWMは必要だろ?でもギャリア程パワーとスピードが有るパーツなんざ、バザーには殆ど出回って来ないんだってさ…今は特に。ソルトとイノセントのいざこざ後で」


コ:「オレ等自身のせいじゃないか。使えそうなのはホバー位か…ここ案外特別なパーツは使ってないんだよな?小型ランドシップのが流用出来るし」


チル(以下 チ):

「でもこれじゃあ、何も出来ないだわさ!」


コ:「確かアイアン・ギアの格納庫に、ソルトの連中が置いてったWMがあったろ?」


ジ:「あのカプリコ・タイプか。でも随分前から、動いてるトコ見た事ないぜ?」


コ:「ボロでも予備パーツが有る分、ギャリアに比べりゃまだマシさ…ん?」


チ:「アタイ!アタイも一台丸ごとWMが欲しいっ!!」


コ:「こりゃ参ったな…ム、そうだ。いっそこの機会にアレ、やってみるか」


チ:「ん?アレって…」

ジ:「…って、ギャリアとカプリコの二個一かよっ!本当に大丈夫なのかっ?!」


コ:「こーゆーのはなっ、口金さえ合えば後はどうとでもなるんだよっ!あとギャリアのコンピュータ・コアが、後付けパーツを認識さえしてくれりゃぁなっ?!」


チ:「…つ、ついにアタイにも丸ごと一台のWMが!」


????「…ククク。こりゃ妙なトコで兄チャン等と出くわしたな?こちとら厄災続きで修理の真っ最中。終わった処で勝負と行こうじゃねーか…この超合金魂付属版"ブラッカリィ"でな!」



…あーヤバい。変にエンジンかかっちゃいました…こうなるともう、自分でもどこが落とし処になるのか検討がつかなくなります。


この時点で駆け込み申請した物の、残る期間は1週間。果たして色々間に合うのか?


てな訳で次回、戦闘メカ「ザ・ブングル グラフィティ通」。「〆切!ザブングル・Day」にてお会いしましょう…さて!!



事の顛末はこちら。