前回のブログで予告した通り、8月19日から、全日本プロレスさんの【王道トーナメント】に参加してきました。


合計4試合したのですが、一つずつ振り返ってみたいと思います。






まず一回戦で闘ったのが、斉藤レイ選手。


大相撲出身の大型選手。双子の兄弟もレスラーで、タッグでも活躍する選手でした。


顔が、、、実はかなりハンサムです。

ご両親のどちらかがアメリカの方らしく、いわゆる帰国子女。


英語も堪能だと思われます(未確認なので分かりません)。


このレイ選手が、キャリアは浅いけど、とにかくプロレスラー向きというか、動きとか言動とか、全てがプロレスラーになる為に生まれてきたような感じで、、、闘いながら、なんか心地よい(言い方あってる?)空気感がありました。



現在のプロレス界は、どちらかといえば小柄でマッチョ体型が主流なので、すべてがその反対をいってるような感じで、でも良い選手だなと思いました。





次に待っていたのが野村卓矢選手。大日本プロレスの選手で、体格は大きくないけど、表情も動きも素晴らしく、蹴りや張り手などの打撃系を得意とする選手でした。


野村くんとも、これまでに接点はゼロ。今回、私が全日本に参戦しなければ、一生会わなかったかもしれない?選手でした。



結果は辛勝でしたが、素直に「良い選手だなあ」と思えました。何が良いって、表情が良い。闘ってる時の表情が豊かで、カッコいいのです。

凄く童顔で、最初、高校生くらいに見えてしまったんだけど、試合してる姿を色んな人に知ってほしいと思いました。





そして、準決勝で待っていたのは、石川修司選手。


今の全日本プロレスの中心的存在、というか、身体がとにかく大きい。この「大きい」は、ただ単に身長が大きいだけではなくて、、、横幅というか、筋肉の「詰まってる感」が半端じゃなくて、、、本当にヤバい身体でした。



私の知る限り、日本人プロレスラーで、あそこまで縦にも横に大きく迫力のある選手は初めてなんじゃないかと感じたくらい。



実際に石川選手の繰り出す技はどれもが強烈で、エルボー一発で「脳が揺れる」という感覚に陥りました。



あそこまで大きくて、動きも早くて豪快で、、、もし知らない人がいたら、ぜひ一度見て頂きたいと思います。





そして最後に待っていたのが、本田竜輝選手。



彼の生まれた年、、、2000年でした。



私の30歳年下、、、って、もう完全に息子レベルの歳の差。



そりゃあ、私がもうすぐ53歳になるんだから、当然と言えば当然ですね。



この本田選手も、アマチュアレスリングのベースがしっかりしていて、今回、永田裕志さんに弟子入りして技を伝授してもらったり、とにかく見た目に反して?真面目。



そんな選手だから、弱い訳がなくて、、、ひたすら追い込まれて試合していた感じでした。あと5年くらいしたら、誰も手がつけられないレベルになってるかもしれません。





こんな感じで、4試合をバーっと振り返ってみましたが、どれもが私には印象深く、強敵揃いでした。



この歳にして、このキャリアにして、ここまで新鮮な気持ちで闘わせてもらえた事にも感謝しかありません。





そして、この先の9月3日に待っているのが、チャンピオンの青柳優馬選手。



27歳の、今をときめく凄いチャンピオン。



佇まいも、技も、力も、オーラも、全て兼ね備えたコンプリートファイターです。



今の私には荷が重すぎる相手かもしれません。

ですが、ここまで頑張ってきた以上、最後まで諦めたくないというのが本音です。



とにかく、今の自分の全力を出し切れるように闘います。変な言い方ですが、思いっきり胸を借りたいと思っています。25歳年下だけど(汗)。




三日後の長岡大会、頑張ります。







王道トーナメント優勝した時の私。



27歳のチャンピオン、青柳優馬選手。



頑張ります。