こんにちは。


先日、武藤さんの引退試合について書かせて頂いたので、今回は、自分のノアさんでの試合について書こうかなと思います。





昨年の4月30日、私は突如ノアさんのリングに登場しました。




本当に「突然」であったと思います。
ただ、その登場の仕方が物議を醸しました。



『史上最大のX(エックス)』という煽り文句を、私の登場前に、ノアさんが何度もリリースしていたのです。



ノアさんに参戦する前に、ノアさん側から「こういう感じで煽りVTRを出します」と聞いてはいたのですが、その反響が意外と大きくなってしまい、プロレスファンの間では「史上最大って、、、どんな凄い選手なんだよ!?」といった受け取られ方をされ始めていたのでした。



そして試合当日(4月30日)。



パートナーの丸藤正道選手の入場後に、私の入場テーマ曲を流してもらい、花道に姿を現しました。



一応、「どよめき」は聞こえました。



ただ、今になって思えば、そのどよめきは、「期待はずれ」といった意味合いのモノだった気がします。



「おおっ!!あの小島が来たのかっ!!」ではなく、「ええっ!?なんで小島なのっ!?」といった感じ。



実際、ネットの反応などを見ても、「いやぁ、、、史上最大のXと煽ってて小島かよ」「笑わせるなよ、小島って」といった感じがほとんど。



それを目にした私は、残念とか悲しいとか思うわけでもなく、むしろ「そりゃそうだよなあ」という感覚でした。



でも、だからといって、そこで気持ちを腐らせてしまうことはプロレスラーとして絶対にあってはいけないし、むしろその「期待はずれ」を覆してやろうという思いに変わっていました。




そして、すぐにGHCシングルのベルト(王者は潮崎豪選手)に挑戦表明し、奪取(6月)。翌月に拳王選手に奪われてしまいましたが、秋からは杉浦貴選手というパートナーを見つけ、タッグ戦線に打って出て、9月にはGHCタッグ王者に。防衛を重ねて、今年の2月に敗戦し今に至るといった流れです。



スラーッと書いてしまうとアッという間な感じですが、実際、10ヶ月という時間が流れました。



その間、様々な感情がありましたが、今現在は「ノアさんで色んな経験を積ませてもらえたな」という感謝が全てで、先だっての東京ドーム大会で一旦区切りがついて、安堵や寂しさや様々な思いが去来している状態です。




という感じで、またブログの方も少しずつ続けていければいいなと思っています。




⬆️昨年6月12日、さいたまスーパーアリーナでメインイベントを務めさせて頂いた時の入場。


⬆️敵対はしていたけど、凄くやりがいのあった拳王選手。


⬆️5ヶ月間、ずっとパートナーとしてお世話になった杉浦貴選手。