こんにちは。
大阪城ホールでの2連戦が終わり、ニュージャパンカップの一回戦も終わりました。
まずは、大阪城大会の振り返りから。
この日もユナイテッド・エンパイアとのタッグマッチが組まれていて、初日は3vs3の6人タッグで試合したのですが、2日目は《テンコジvsオスプレイ・コブ》というカードでした。
結果から書くと、私のラリアットがコブ選手に決まり勝利。
ニュージャパンカップへ弾みをつける勝ち星を挙げることができました。
テンコジの二人だけで純粋に組むチームは久しぶりでしたが、連携とかも問題なし。
改めて、天山さんとやってきた時間の長さや濃さを証明する形になったと思います。
その前哨戦を経て迎えた、昨日の日本武道館大会。
「日本武道館で試合するの、何年振りだろう」という感覚で会場入りしました。
もともと、入門した時から、日本武道館で試合する機会はそんなに多くなくて、、、私の若かった頃は、「全日本プロレスは日本武道館!新日本プロレスは両国国技館!」というようなイメージが強かった気がします。
それでも、日本武道館という名前の響きからくる壮大なイメージとか、アーティストにとっての憧れの場所とか、とにかく崇高で価値の高い会場という印象が昔からあり、、、この地で試合できる時は、何とも言えない緊張感がいつもありました。
そんななかで迎えた2021年3月4日。
コロナ禍になってからの初の日本武道館。やはりというか、基本的に客席から声が出せない状況下にある一抹の寂しさはあったけど、それでもあの会場で闘える喜びは格別なものがありました。
昨日の大会で、ニュージャパンカップの一回戦が私には用意されていて、相手はジェフ・コブ選手でした。
コブ選手はアマチュアレスリングでオリンピックにも出場経験のある、超エリートの凄い人。
身長は高くないけど、横幅というか、筋骨隆々のいかにも体幹の強そうな身体は、全盛期のスコット・ノートン選手を思い出させるものでした。
彼は今回、新しく加入したユニット『ユナイテッド・エンパイア』の、いかにも高貴で崇高なイメージを漂わせてリングにやってきました。
ただ、実は私、このコブ選手と非常に仲が良い。
あ、、、「仲が良い」ではなく、「仲が良かった」です。
そう、仲が良かったのは、彼がユナイテッド・エンパイア入りする前の話。
いつも笑顔で挨拶してくれて、彼の住んでる地元から食品とかもお土産でくれたり、とにかく気さくで性格の穏やかな力持ちという印象でした。
だけど、ユナイテッド・エンパイアに入った彼とは当然距離を置くようになり、移動も控室も別々になったので、もうずっと口も聞いていません。
なので、今現在の彼の心中とか、今後の展望とかは分からない、、、
だけど昨日の試合では、真っ向勝負で来てくれた、というふうに思っています。
彼の今の心境は分からないけど、1vs1の男の勝負にはキチンと応じてくれた訳であり、それについては感謝しています。
それにしても強かった。
まだ身体中がムチウチにあったみたいで、カチカチに固まってしまってる感があります(強烈な受け身のせい)。
そして、昨日の敗戦で、私のニュージャパンカップは幕を下ろしてしまいました。
あっけないと言われればそれまでだし、またしても大きな意味を持つシングルマッチで勝てなかったけど、気持ちだけは強く持ち続けてシリーズに参戦したいと思います。
それでは、読んで頂きありがとうございました。