こんにちは。
お久しぶりです。
コジログだけじゃなく、ツイッターから来て頂いた方も、お久しぶりです。
左膝前十字靭帯断裂の怪我を公表し、欠場を発表してから、ブログへのコメント数が増えました。
一つずつ、ゆっくり読ませていただきながら、自分の怪我と向き合い、感謝する日々を過ごしています。
本当にありがとうございます。
1月26日の記事で、
『今後の事は会社や医師と相談し、熟考して決めたいと思います』
と綴りましたが、今後の治療の方針が決まりました。
…というか、少し前から決まっていました。
事後報告で申し訳ないのですが、実は、もう左膝の手術を終えています。
2月14日に入院し、翌日の15日に手術を受け、本日退院しました。
左膝前十字靭帯の再建手術で、左膝の数ヶ所にメスを入れ、丈夫な腱を前十字の骨の部分に移植するという手術でした。
手術は無事に成功し、数日間は痛みが強かったけど、少しずつ回復し、リハビリを続けながら現在に至ります。
ずっと入院生活を送っていた私は、その間、周りの情報を遮断しようとはしても、結局は空き時間にスマホを触っていた気がします。
そして、その空き時間が膨大にあったため、様々なことを考えました。
毎日のように開催されるプロレスの興行。
自分の所属する新日本プロレスだけではなく、日本に現存する多くの団体の試合の情報が、すぐに解る状況のなかで生活していました。
そんな私の生活といえば、病院のなかで、規則正しく安静にしているだけです。
そのなかにリハビリをする時間(理学療法士の方とマンツーマンで受けます)があり、他の患者さんと同様にリハビリをこなしていました。
私のように靭帯を傷めた人、骨を傷めた人、筋肉を傷めた人、、、だけじゃなく、脳梗塞などで肉体に後遺症が残る人もリハビリに参加していました。
年齢層も様々で、お年寄りの方が多いけど幅広くいました。
そういう人達と同じように、リハビリルームで地味な運動を続ける毎日でした。
前にブログで書きましたが、前十字靭帯の断裂とといっても、手術する人と手術しない人に別れます。
ぶっちゃけ日常生活だけなら、前十字靭帯がなくても?違和感や痛みがほとんどありません。
私も日常生活だけなら問題はなかったけど、トレーニングや練習時で、ごくたまに膝が
“グニャッ”
という脱臼したような感覚に陥る痛みと違和感がありました。
「この違和感が、もし試合中にあったらどうしよう………」というのが、私に手術を決断させた一番の理由な気がします。
前十字靭帯の再建手術は、割とよくある手術…といったら変かもしれませんが、珍しくはない(特にスポーツ選手)らしいです。
ですが、私にとっては初体験だったため、術前からかなりの緊張をしてました。
実際に行われた手術時間は二時間程で、全身麻酔のため、印象としてはあっという間。
術後数日間は痛みで苦しみましたが、数日後にはリハビリもスタート。
数日間を車椅子で過ごし、また数日間を松葉杖で過ごし、それ以外のほとんどの時間をベッドの上で過ごしました。
とりあえず、現時点でご報告できるのはこのくらいですが、今は少し不自由があるものの、日常生活を取り戻している形です。
ウエートトレーニングも、上半身限定ですが始めています。
リハビリと並行した、下半身の軽いトレーニングも始めています。
復帰時期は未定ですが、医師から聞いた見解では、「人によって個人差はあるけど、一般的には半年以降じゃないか」と言われています。
今回、大変お世話になった立石先生、そして八年前の肘の手術の時もお世話になり、今回もたくさんのアドバイスなどをして頂いた清水先生、リハビリでお世話になった理学療法士の戸村先生、本当にありがとうございました。
改めまして、新日本プロレスにも多大な迷惑をかけてしまった事、関係各位様にも御心配をおかけしました事を、お詫び申し上げます。
一日も早く怪我が完治するように、治療やリハビリを頑張ってまいります。