ファンタスティカマニア・後楽園大会の二連戦が終わりました。




二連戦の初日(21日)に、右手の指を裂傷する怪我を負い、何針か縫ってもらいました。


そして、その翌日の最終戦(22日)には、頭頂部の裂傷(これは縫わずに済みました)に加え、左膝靭帯の損傷を負いました。


左膝の怪我は厳密にいうと、この日に負傷したものではなく、17日の富山大会で負っていた怪我で…それがこの試合で再発してしまい、更に悪化したという形です。




シリーズの翌日(23日)には病院へ行き、検査などを行いましたが、想像していた状況より深刻(前十字靭帯断裂)で、ショックを受けました。




ただ靭帯断裂といってもその度合いは様々で、今現在の私の状況は、松葉杖はついていますが決して歩けない訳ではなく、入院をしている訳でもなく、2週間〜4週間ほど安静にしていれば、日常生活は問題なく送れるとはいわれています。


プロレスラーのなかでも、前十字靭帯が断裂したからといって、手術している選手とそうでない選手がいるらしく、その症状の重さによって判断が迫られると聞いています。




まだ私は怪我を負ったばかりなので、今後のことはハッキリと断言できないのですが、もう少し様子をみて医師や会社と相談し、熟考したうえで判断してまいります。





最終戦(22日)と、その翌日までは激痛で全く動けなかったんですが、病院で膝に溜まった血を抜いてもらい、薬を処方してもらったら、少しずつ痛みは引いてきました。




このシリーズでCMLLのルーシュ選手と抗争を繰り返し、最終戦の一騎打ちまでは持ち堪えたのですが、できればもっと万全な状態で闘いたかったです。


ただ、ルーシュから連日に渡り左膝を痛めつけられましたが、例えその攻撃が原因で負った怪我だったとしても、ルーシュに非があるとは思っていません。


プロレスラーとして、その攻撃を、怪我しない範疇で防御するのは私の役目だと思ってます。


なので、変な言い方になるかもしれませんが、この怪我は自己責任です。



確かにルーシュの攻撃は激しく厳しいものですが、プロレスの試合でなら有り得る攻撃しかしていない。


椅子使用などの反則攻撃があったとしても、ルーシュの攻撃は、プロレスの試合なら許されるものだと個人的には思いました。


自分が被害者?なのに、おかしいと思われるかもしれませんが、あのような攻撃なら私だってしたことがあるし、それを否定したらプロレスとはいえないと感じています。




どちらにしても、会社から正式に、明日からのシリーズ欠場の発表もあり、自分の言葉で欠場に対するお詫びを述べなければと思ったので、このブログを書かせて頂きました。




私の試合出場を楽しみにしてくれていた方がいたとしたら、やはり申し訳ない気持ちでいっぱいです。



私自身も、プロレスラーとして全国各地で試合することが大好きで、楽しみにしていたので、今回の欠場は残念でなりません。






これから先の事は、不安しかないのが正直なところですが、とにかく怪我を治すことを第一に考え、治療と稽古に精進していく所存です。




最後に、ご迷惑をおかけした新日本プロレス並びに、御心配を頂いた関係各位、ファンの皆様にお詫び申し上げます。