昨日は、松山大会でした。




四国の地で迎えるG1クライマックス。


この日は、SANADAとの前哨戦。


SANADA…というより、私にとっては真田という言い方が正しいのだろうか。


それもそのはず、真田と知り合ったのは今から11年前。真田が確か、18歳だったと思う。


当時、定期的に開催していた『武藤塾』という健康サポートのイベント内で、毎年“全日本プロレス公開入門テスト”が行われてたんだけど、真田は入門志願者だった。


当時、四人の選手がテストに合格したんだけど、その中の一人が真田だった(ちなみにBUSHIもいます)。


入門してすぐに私の付き人を務めてくれた事もあり、当時はよく一緒にいた。


試合会場、巡業先…プロレスに関わっている時は、ほとんど一緒にいる状態。


当時まだ10代だった真田は、食事会へ行ってもアルコールを飲めなくて、「ああ、まだ未成年か…」なんて感じたのを覚えている。




私が全日本を退団した後、一度だけ全日本の両国大会で対戦したのは、五年くらい前だろうか。


とにかく、昔はずっと一緒にいて…新潟出身で大のプロレスファンだった頃の話や、プロレスファンだった頃に買ったというプロレスラーのテーマ曲CDの話とかしたのは良く覚えている。




そんな真田が、数年前から新日本へやってきた。


今をときめく内藤のパレハ(相棒)として。


それからの真田は、新日本内で大活躍をしている。


地味ながらも動きが的確で、運動神経抜群、パワーもスピードもテクニックもパーフェクトに近い。


ある意味、オカダと並ぶ才能を持った若者だと思う。




だから、ここ数年でプロレスファンになった方からすれば、真田の方が私よりも圧倒的に強いと感じているはず。


キャリアや年齢的に見ても、今の真田は全盛期。


ここ近年の私の実績を考えれば、厳しい闘いになるだろう。




かつて付き人を務めてくれた若者と、大舞台で一騎打ちできる。やはり感慨深い。


苦しい闘いになると思うけど、今の自分をさらけ出して頑張るだけです。






本日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)にて、17時00分ゴングです。