昨日は、加古川大会でした。




実は加古川(かこがわ)という街は、私にとって結構馴染みがありました。


18歳でサラリーマンになった時、ガス器具会社に勤めていたんですが、その会社の本社が神戸にあり、入社式や研修で兵庫へ何回か行ったんです。


その時の同期生で関西在住の友人が何人かいたんですが、その人達が加古川から来てたんですね。


そんな昔話を思い出しながら、試合に臨みました。




とてもキレイな会場で、試合も無事に終了。


ここ最近感じるのが“無事に試合を終える”という意味合い。


プロレスラーだから、当然闘っている訳で…殴ったり蹴ったり投げたり極めたり絞めたりする。


そして、お金を払って観に来て頂いている方が大勢いる訳だから、当然全力で闘う。




しかし3月に本間、4月に柴田と連鎖的に?負傷欠場者が出てしまい、奇しくもこの日、飯塚選手まで(前日の試合で足首骨折)負傷欠場になった。




この事で?ネットには「最近のプロレスは危険過ぎるのではないか」という問題提起まで起こっていた。


私の個人的な見解ですが、最近のプロレスが危険になったという言い方はどうなんだろうか。


私はプロレスラーになり、26年が経ちますが、“危険じゃない”と思った事や感じた事は一度もないです。


いつ、どこで、どんなシチュエーションでも、リングがあるプロレスの試合ならば、ずっと危険だと感じてきた。


でも長年続けていると、慣れという感覚が生まれるのも事実。


ずっとケガをしないで試合を続けてこられたら、普段は「今日も大丈夫だろうな」と感じる。


でもここ数年で感じているのは、「もしかしたら大丈夫じゃない」という部分。


実際、たまに大きなケガをしてしまうニュースがあるプロレス界。


どんなに練習や訓練を積んでいても、アクシデント等で事故が起こる。


このように、団体や選手に関わらず、プロレスラーならば誰しもが大きなケガを負ってしまう可能性がある事を、改めて肝に銘ずる必要があるのかなという思いです。




今日も頑張ります。






本日、広島グリーンアリーナ(小ホール)にて、18時30分ゴングです。