12日は、尼崎で試合でした。




この会場で試合するようになって、かなりの年月が経つ。


古くは90年代の若手時代、2000年に入ってからも定期的に試合をさせてもらっている。


試合は《テンコジ・川人vsタマ・タンガ・ファレ》


入場で、事件が起こる。


先頭でリングインした川人が、いきなり相手チームに襲われてしまったのだった。


慌ててリングインするテンコジ。


試合の方も、川人が一方的にやられるという展開だったと思う。


今の川人は一番の若手にして、たぶん新日本で最軽量。


そんな若手が、百戦錬磨のバレットクラブを相手にできるはずもなく、あっという間にボコボコにされてしまった。


だけど、この経験は必ずいつか役に立つはず。






そして昨日は、福井大会でした。


会場の規模は大きくないものの、盛り上がりが凄く、選手としてはありがたい状況だった。


対戦カードは《テンコジ・ジュースvs柴田・タイガー・フィンレー》


久々に組んだジュースの佇まいに驚く。


堂々としていて、少し前に感じた“あどけなさ”が全くない。


ここ数ヶ月での実績がジュースを成長させているのは間違いなく、もう完全にトップレスラーの仲間入りを果たした印象があった。




あと、この日、北村克哉選手がデビューを果たした。


前々から発表していた訳ではなく、中西さんの欠場(インフルエンザ)によるサプライズ的なデビュー戦。


しかしながら、自分の持ち味を出し、頑張ったと思う。


北村のアピールできるポイントは、今のところ…肉体のみ。


ただ、この肉体が尋常なレベルではない。


ファンの人が一目で驚嘆する鋼の肉体なのだ。


北村の試合を観ながら、デビュー戦なのに既視感があると思い、考えたら…あの棚橋選手だった。


タナのデビュー当時の筋肉にも驚き、こりゃあ凄い若手が出てきたなあと思ったのだった。


ただ北村は、若手として考えたら、若くはない。


という事は、他の若手よりも、トップへ行くための猶予期間がないという事になる。


すでに身体はトップ級…というか新日本でタナと双璧なので、このまま頑張ってほしいと思う。




そんな感じです。






本日、滋賀県立文化産業交流会館にて、18時30分ゴングです。