昨日は後楽園大会でした。




東北~北海道…の後に迎えた東京大会。


やはり、日差しが暖かい。


そんな中、新たな気持ちで迎えた試合。




当日、カードに一部変更があり《永田・小島vsヨシタツ・ライガー》というラインナップになっていた。


私と永田さんが“二人だけ”で組むタッグチームは、ハッキリいえば非常に珍しい。


過去を思い返しても、数年前にノアさんの地方大会であった試合くらいしかない。


そんな中で闘った。


対戦相手には、前回に引き続きヨシタツ選手がいた。


結果から先に書くと、私がラリアットでヨシタツ選手からフォール勝ち。


でも、語弊を恐れずにいえば結果はどうでもよくて、ヨシタツ選手のファイト内容に焦点が当てられていたと思う。


ファンの皆さん、対戦相手の私と永田さん、そして味方であるライガーさんも注目していたような気がする。




最近観始めたプロレスファンの皆さんは、ヨシタツ選手が新日本でデビューし、数年後にアメリカのWWEで活躍し、新日本に戻ってきて今に至るという経緯を知っているだろうか。


そして、2014年の11月、首を骨折するという大怪我を負い、2016年の4月に復帰を果たしている。


実は怪我をしたばかりの頃、私はヨシタツ選手が入院する病院へお見舞いに行かしてもらった。


その時の姿が本当に衝撃的で、首の周辺が動かないように巨大な器具で固定されている状態。


失礼かもしれないが、ロボットのコスプレをしてるような錯覚さえ感じた。


それを見て凄く悲しかったし、プロレスの怖さも感じ、ただただ無事に復帰する事を願った。


約一年半によるリハビリの過酷さは、本人にしか分からないと思う。


だからこそ、無事に復帰できただけでも奇跡的に感じたし、本当に嬉しかった。




ただ、そのあとのヨシタツ選手は、何となくだけど、力をセーブして闘っているような気がする。


首の怪我による恐怖から?それとも何か違う理由で?本来のポテンシャルを出せていない気がするのだ。


だって、あの世界最大のプロレス団体・WWEで5年以上も活躍したレスラーなんだから。


そんな事ができた日本人レスラーは、本当に一握りしかいない。


だからこそ、ヨシタツ選手をよく知る永田さんやテンザンも厳しい激を送っているような気がする。




私から見ても、ヨシタツ選手のレスラーとしての経歴は羨望でしかない。


ただ、もともと能力のある人だから、些細なキッカケさえあればブレイクする事は間違いない。


きっと新日本の仲間たちも、そう思っているはず。


頑張ってほしいです。




そんな訳でシリーズはもう少し続きますが、私も頑張ります。






本日、ニューサンピア栃木にて、19時00分ゴングです。