イッテンヨン(1月4日)が終わり、その翌日のイッテンゴ(1月5日)も終わりました。




イッテンヨンで私に用意された試合は、NEVER無差別級6人タッグ選手権。


王者チームとして試合に臨みましたが、結果は敗退。


昨年の夏から半年間保持したベルトを失いました。




振り返ると、昨年のイッテンヨンでは、ダークマッチに出場した私。


そう考えれば、本戦に出場できた今年は、昨年より前進できたのかもしれない。


ただ今回は、結果も内容も、残念ながら満足いくものではなかった。


百歩譲って、負けた事は仕方ないにしても、もっと頑張れたんじゃないか?とか、もっと自分らしくできなかったかな?という後悔がある。




プロレスラーとして生きている以上、たくさんの注目を浴びる場面で闘いたいと思うのは当然の事。


そのなかで、自分の思い描いた試合をしたい。




だけど、現実はやはり甘くないと感じたイッテンヨンだった。






そして、イッテンゴ。


この日は普通のタッグマッチだったけど、ちょっとだけ普通じゃなかった。


それは、パートナーに、あのスコット・ノートンさんがいた事。


往年のプロレスファンの記憶にも残る、新日本で大活躍したパワーファイター。


その当時の仲間が、ドーム大会と後楽園大会の為に戻ってきてくれたのだ。




かつて、TEAM2000というユニットがあった。


文字通り、西暦2000年にできたチーム。


蝶野正洋さんを筆頭とし、日本人、外国人あわせて大勢いたユニットだ。


当時、プロレス以外の仕事(バラエティー)でも大活躍していた蝶野さん。


その仲間に入った事で、私にもたくさんの活躍できる場面を頂いた。


あの頃、ちょうど30歳を迎えた私は、心身ともに充実したプロレスラーライフを送っていたと思う。




そんな当時を懐かしみながら、タッグを組ませてもらった。




そして、ノートンさんだけじゃなく、ヒロ斎藤さんもパートナーに付いてくれた。


ヒロさんも、ノートンさん同様、TEAM2000時代に親交が深かった大先輩。




そんなかつての仲間二人が集まって試合をできた喜びは、本当に大きかった。




テンザンも凄く興奮していて、試合後のバックステージでは喋りまくり。


相当嬉しかったんだと思う。


もちろん私も嬉しかった。




そして、驚いた現象があった。


Twitterで、この日の試合後、TEAM2000の再結成の喜びを呟いたら、大きな反響があったのだ。


多くの方々から「当時大好きでした」とか「プロレスを観るキッカケになったユニットでした」とか「格好良かったです」等のリプライを頂き、17年経った今でも皆様の記憶に刻まれている事が確認でき、感激してしまった。




改めてプロレスとは、記憶に残るジャンルなんだと思い知らされ、心から嬉しくなりました。


感想を寄せて下さった皆さん、ありがとうございました。






そんな訳で、私はしばらく試合がありませんが、体調管理だけはしっかりと整え、頑張ります。