昨日は、後楽園大会でした。
年内ラスト2となった試合。
この日も後楽園ホールは超満員。
最近、私の周りから聞こえてくる「新日本のチケットは入手困難なんだよね」という言葉。
特に後楽園に関しては、プラチナチケットといっても過言ではないレベルらしく…一選手として、本当にありがたい話です。
カードは《テンコジ・フィンレーvsSANADA・EVIL・BUSHI》
NEVER6人タッグ選手権(東京ドーム)の前哨戦となったこの試合。
最近当たるようになった、ロス・インゴベルナブレス。
言うまでもなく、今のプロレス界で一番勢いがあり、人気と実力もトップクラスのチーム。
そして、今回対戦した三人とは、それぞれに思い入れがある。
EVILは、私が新日本にUターンし、再入団したあたりに仲が良かった若手選手。
当時の挨拶や受け答えが素晴らしく、性格も素直で、先輩達に可愛がられていた。
プロレスに関しても、非凡な才能があるというか、センスが良くて飲み込みが早かった。
SANADAは、私が全日本に所属していた時の仲間。
当時、私の付き人を務めてくれていて、巡業中はよく一緒に過ごした。
出会った頃は、まだ未成年で、試合後の食事会でも「まだお酒が飲めない年齢ですみません」と恐縮していたのを思い出す。
真田は人見知りのイメージが強く、恥ずかしがり屋だったけど、徐々に慣れて色々と話せるようになった。
プロレスのセンスは入門時から抜群。
そして、筋肉の発達が凄い。
BUSHIも全日本時代から一緒で、仲が良かった。
マスクを被る前から知ってるけど“人前で仕事をする為に生まれてきたような男”というか、凄くオシャレ等にも拘りが強い。
お調子者で、人を食ったようなところがあるけど、持ち前の運動神経の良さで伸しあがってきた。
数年前、首に大怪我を負った時は辛かっただろうけど、元気良く戻ってきてくれた。
そんな三人だったから、当時の思い出とかで感慨深かったけど…試合では全くの別人になっていた。
レスラーとして、ある意味、今が一番充実感があるんじゃないかなと思う。
動きに無駄がなく、早くて正確。
ここまで完成されたチームは、なかなかいない。
多分だけど、プライベートでも仲がいいんじゃないかな。
どちらにしても強敵だし、こんな凄い男達と抗争できている現実を嬉しく思う。
私も負けないように頑張るだけです。
本日、後楽園ホールにて、18時30分ゴングです。
棚橋弘至&KUSHIDAが出演
12月19日(月)夜8時からAbemaTVで生放送
視聴予約はコチラ