最終戦が終わり、三日が経ちました。




最終戦の神戸大会。


当初予定されていた私のカード《小島・リコシェ・サイダルvsコール・ジャクソン兄弟》は、サイダル選手の飛行機トラブルにより変更となりました。


もともと保持していたNEVER6人タッグのベルトは返上扱いになったけど、その代わり?に、再びNEVER6人タッグのベルトに挑戦できる機会に恵まれた。


パートナーは、リコシェとフィンレー。


リコシェはそのままで、サイダルの代わりにフィンレーが入った状態。


フィンレーはまだ若手で、日本に来てから数年しか経っていない。


多分、日本に来てから初めてのベルト挑戦だと思う。


ひょんな形から生まれたベルト挑戦の機会だったけど、私は嬉しかった。


前に書いたかもしれないけど、フィンレーには特別な思い入れがある。


私が海外遠征へ行った約20年前に、イギリスの宿泊先でフィンレーと会っているから。


当事、彼の父親であるデイブ・フィンレーさんが、私と同じイギリスで試合をしていた縁で、このような出会いが実現したのだ。


その時フィンレーは、まだ2歳の赤ちゃんだったけど(苦笑)。


それから時を経て、数年前に再会した。




だから不思議と?仲が良く、彼も楽しい性格なのでよく話す間柄になった。


そんなフィンレーとタッグを組み、ベルトに挑戦する。


タイムマシンで20年前に戻って、教えてやりたい(笑)。


そんな感慨でした。




そしてなんと、ベルト奪取にも成功し、フィンレーも大喜び。


私もいろんな意味で感慨に浸り、忘れられない一日となったのでした。


きっと、彼の父親のデイブさんも喜んでいると思う。


私も、せっかく奪取したベルトを大切にし、できるだけ防衛を重ねていきたい。


そんな思いです。






神戸大会で私に対して声援を送って頂いた皆様、並びにシリーズ中にお会いした関係者の皆様、各会場でお会いできたファンの皆様、本当にありがとうございました。


オフも有意義に過ごし、また頑張ります。




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ベルト奪取に成功した、リコシェとフィンレーと筆者。