昨日は、浦和大会でした。


浦和は少し前に、私がプロモーション活動をさせて頂いた土地。


それだけで、地元に帰ってきた!というイメージになるから不思議だ。




この日は、8人タッグマッチ。


《柴田・タイガー・テンコジvs真壁・本間・ヨシタツ・キャプテン》


今年の上半期、柴田と抗争を繰り広げていた第3世代。


私、天山、永田さんの順にシングルマッチを闘い、結果、和解というかノーサイドになった。


私達と柴田は、約十年の年齢の差があるので、いわゆる世代闘争だったのかもしれない。




そして、私と柴田には共通点があって…“共に新日本を一度退団して戻ってきた”という部分。


これについては、ネット等で様々なご意見を頂いた。


よく言われたのが、「裏切り者」という表現。


確かに、新日本を退団する=捨てたという意味に捉える事ができる。


だから、それについての御批判は真摯に受け止めている。


当時は私も若かったし、いろいろと悩み、考えた結果だった。


言い訳に聞こえたら申し訳ないのですが、捨てたというより、新しい可能性に懸けてみたかったというのが当時の心境で、そういう意味では若気の至りという事なのかもしれない。


だけど、その決断に後悔はなかったし、今でも当時の方々には感謝している。


そして、2010年にUターンして新日本へ戻った時も、たくさんの方々からお世話になり、良くして頂いた。


しばらくフリーで闘ったあと、新日本に再入団。


これにも、ただただ感謝しかない。




前置きが長くなったけど、柴田も私と同様に再入団して、新日本へ戻ってきた選手。


その経緯は全く違うけど、今の新日本プロレスのリングに生き甲斐を感じているのは共通していると思った。




今の柴田と、リングでもプライベートでも会話したり行動する事はない。


もちろん挨拶程度は交わすけど、それ以上でもそれ以下でもない関係。




でも、不思議と違和感がないというか、嫌悪感もないし、何となく居心地さえ良いと思える。


昔、柴田が入門した頃、私は新日本にいたし、当時は仲が良かったのも影響してるのかな。


どちらにしても、この先はどうなるか分からないし、また抗争に発展するかもしれないから、いい緊張感だけは失わずにいようと思います。






そんな訳で本日、新潟・新発田カルチャーセンターにて、18時30分ゴングです。