1日は、ライオンズゲート・新宿大会でした。




この名前がついた大会は、今回で三度目。


“若い選手に活躍の機会を”というコンセプトで始まった(と思います)ので、自分自身の若手時代を思い出します。


私が若手の頃は、『夢、勝ちます!!』というタイトルで、このような主旨の大会がありました。


今でも鮮明に覚えているのが、佐々木健介さん(当時はパワーウォリアー)との一騎打ち。


ぼろ雑巾の様に打ちのめされ、控室のコメントで涙したなあ。




そんな感じで始まった大会は、若手選手の熱が凄まじく、館内の声援も、闘う選手達を後押ししてくれていました。


新日本の日本人若手選手(川人&金光)は、やはり経験がまだ足りないせいか結果は残せなかったけど、気迫のこもった素晴らしいファイトを見せてくれました。




そして私の試合は、新日本vsノアの5vs5。


新日本側もノア側も、ベテランだったりキャリアを積んだバリバリの選手ばかりだったけど、一人だけ清宮(きよみや)君というノアの若手選手が混ざっていました。


案の定というか、その清宮君が、私達から狙われ集中攻撃を浴びる展開。


だけど、清宮君は“ただやられているだけ”ではなかった。


自分の力で反撃し、自分の力で勝ちを狙い、自分の力で何度も勝ちそうな場面を作った。


最後は、永田さんの必殺技を食らって轟沈したものの、あのメンバーに入っても見劣りしない素晴らしい闘いを見せてくれたように思う。


この試合に清宮君がいなければ、ある意味普通の対抗戦だったと思うし、清宮君がいたからこそ、ライオンズゲートの意味合いも生まれて結果的には良かったなと思えた。


そんな感じです。




私個人としては、北宮君の勢いが魅力的に映り、ついつい彼ばかりに攻撃を加えていた気がします(苦笑)。




どちらにしても、今のノアのメンバーは、闘い甲斐のある男ばかりだという事です。


また頑張ります。






本日よりシリーズ開幕戦!


三重・桑名市体育館にて、16時00分ゴングです。