30日は、G1・名古屋大会でした。




今年の3月に訪れて以来の大会。


その時は、柴田選手とNEVER無差別級選手権のベルトを懸けて争った。


時の流れは早い。




今回の私は、6人タッグマッチ。


中西さん、キャプテンと組んで、バレットクラブと闘った。




この試合の序盤で、中西さんとダブルタックルを決めた私。


思い返すと、中西さんとのタッグ“ブル・パワーズ”を結成してから、もうすぐ20年の時が経つ。


良くも悪くも?テンコジのイメージが強い私ですが、初めてタッグチャンピオンになった時のパートナーは中西さんだった。


アマチュアレスリングでオリンピック出場を果たし、鳴り物入りで新日本プロレスに入門した中西さん。


1992年のこと。


それからお互いに切磋琢磨し、私はヨーロッパ遠征、中西さんはアメリカ遠征を経て組んだタッグチーム。


それが、ブル・パワーズでした。


最近のファンの方は知らないだろうなあ。


そんな事を思い出しながら闘いました。


お互いに年は取ったし、若い頃のような躍動感はないかもしれないけど、逆に長い時間支えて下さったファンの方は大勢いる。


試合をしながら、そういう感謝の気持ちが込み上げてきた。




数年前、首の大怪我を患い長期欠場をした中西さん。


冗談抜きに、プロレスどころか、日常生活も普通に送れないんじゃないかという重症だった。


変な意味じゃなく、“プロレスラーとして試合している今が奇跡”だといえるレベルかもしれない。


プロレスラーは、いつどこで、致命傷となるケガを負うか分からない。


そのリスクは、プロレスラーでいる以上ずっと付きまとうものだけど、だからこそ長い時間プロレスラーでいられている現在に感謝しなければと思う。




そんな訳で、またこれからも頑張ります。






本日、岐阜産業会館にて、16時00分ゴングです。