昨日は、ノア・新潟大会。




同じくグローバル・リーグ戦に出場している永田さんと一緒に、新幹線で新潟まで向かった。




この日の対戦相手は、齋藤彰俊選手。


長くプロレスを観て頂いてる方なら覚えていると思いますが…


私と彰俊さんは、若手時代に何度も対戦した間柄でした。


新日本に入門して3~4年後くらいだったと思います。


私はグリーンのタイツを履いていて、彰俊さんは空手着。


“平成維震軍”というユニットに所属していた彰俊さんと、連日のように戦った記憶がある。


当時の彰俊さんには技が少なくて、基本的に殴るか蹴るのみ。


私も、エルボーくらいしか技がなくて(苦笑)、今思えば、ずっと叫びながらお互いに殴りあっていた印象しかない。




あれから彰俊さんは、一度プロレス界から離れ、その後、ノアを主戦場にして現在に至る形。


私も新日本を退団し、全日本に移籍し、再び新日本に戻ってきた。




その間、私と彰俊さんに接点はなく、ごくたまに会場でお会いして挨拶を交わす程度だった。


一度、数年前にタッグで対戦した記憶があるけど、シングルマッチだったら、実に17~18年ぶりになる。




そんな感じで迎えた昨夜の対戦。


ぶっちゃけて言うと、感触としては、初対戦と変わらなかった。


当時と使う技がまったく違うし、彰俊さんは“イイ意味”でプロレスのリングに場慣れしていた。


元空手家で、デビュー当時は殴る蹴るしかなかった彰俊さんが、ここまでプロレスに順応しているとは…正直驚きでした。




試合の方も、右腕を徹底的に攻められ、最後も逆転のラリアットを一回撃てたものの、激痛でカバーにいけず。


いくらラリアットが決まっても、すぐ相手にカバーへいけなければ意味がない。

最後は、彰俊さんの意地にやられてしまった格好だった。




こうして、あまりにも久々すぎる再戦は幕を閉じました。


彰俊さんは普段礼儀正しい方だし、因縁も何もないけど、やはり敗戦は悔しいので…またすぐにでも戦いたいなと思っています。






そんな訳で、いよいよグローバル・リーグ戦も最終日。


本日、ノア・後楽園ホールにて、18時30分ゴングです。