昨日は、最終戦・福島大会。




一年と一ヶ月半かけて、やっと戻ってくる事ができた。


この地で試合できる事の意味…


この地で試合できる事の有り難さ…


この地で試合できる事の喜び…




様々な感慨が渦巻く中、会場入りした。


前回この地で試合したのは、去年の2月4日。


まさかこの約一ヶ月後に大地震が来るなんて、福島の、いや日本の誰もが考えてなかったはず。


そして、震災による放射能の影響で、言葉にできない位の苦しみを味わう事も予想できるはずがなくて…。




福島のプロレスファンにとっては、昨日までの時間が、自分達が感じる何倍もの長さだったんだろうな。


そういう事を考えれば考える程、胸が詰まる思いだった。




それでも、たくさんのファンの方々が、新日本プロレスを笑顔で迎えてくれた。


試合開始前のテンコジサイン会も、ずっと列が途切れなくて…小さいお子さんもいっぱいいて、凄く感激した。




自分の試合になり、入場してリングから客席を見渡すと、多くの笑顔が自分の目に飛び込んできた。


試合は終盤、ノーコンテストになってしまい…その後、乱入してきた鈴木軍と真壁&永田も加わり、急遽“4vs4”に変更。


テンコジにとっては二試合連続となり、正直身体はシンドカッタけど(苦笑)…


ファンの方の喜ぶ顔を見たら、逆にウチラが得をしたんだなと思えました(笑)。




試合後は、
前回の震災前に伺ったお店のママさんのトコロへ行き、懇親会へ。


お店は移転してしまったけど、ママさんの人柄は相変わらず。


福島に来れた事、福島で会えた事を本当に喜んでくれた。




地元のファンの方もたくさん参加して下さって…美味しいお酒が飲めました。


北海道から来て頂いたMさんや福島で頑張っている佐々木 寛司君(実名でブログやってるので覗いてみて下さい)、それ以外にもいっぱい参加してくれて…限られた時間だったけど楽しかったなぁ。


あ…寛司君と撮った写真、何故か消去されていて(汗)、載せる約束したのにゴメン(/_\;)。




次に福島へ行けるのはいつか分からないけど、現在の状況が少しでも好転する事を願って止みません。


最終戦に福島で試合ができて、ほんの少しだけど福島のプロレスファンに恩返しができて、良かったです。


ありがとうございました。






現在は、両国国技館へ向かっています。


今は、この事について多くを語れないけど、終わった後に清々しい気持ちになれれば嬉しく思います。




3月シリーズも、たくさんのご声援ありがとうございました。






本日、
全日本プロレス・両国国技館大会、16時00分ゴングです。