仙台大会が終わりました。


まず…あの状況下において、自分に対して声援を送って頂いた方々に対して、心から御礼申し上げます。




試合後にあそこまで疲労困憊になったのは、何年ぶりだろう。


リングから控室に帰るまでの距離が、何百メートルにも感じられた。


腰から下が自分自身じゃないみたいで、立っていられなかった。




コメントブースでコメントを出した後、這うようにして控室へと帰った。


すると、タナの試合後のインタビューが耳に入ってきた。


お客さんが大喜びしている。




近くにあったTVモニターに、タナのインタビューが映し出されていた。


それを見て、不覚にもカッコいいと思ってしまった。


コスチュームが新しくなったから?






違う。






ボロボロの状態でも明るくインタビューを受け、観客に感謝している姿がカッコ良かったのだ。




負けた事は悔しいけど、本当に悔しいけど…あのタナのインタビューを見て、それに応える観客を見て、「プロレスっていいな」と強く思った。






最後に…2011年の2月20日も、俺にとっての素晴らしい記念日になった事をここに付け加えます。


勝てなかったけど、この2月20日も一生忘れないと思うから。








そして…まだあきらめないで前に進む事を、ここに誓います。


ありがとうございました。






追伸…NOSAWA論外選手の事件について。


ブログでも書きましたが、夕食の店までは一緒でした。


タイトルマッチを控えた自分は酒を飲まず、一足先に彼と別れホテルに戻ったのですが…


試合の日の14時過ぎに事件の内容を知りました。


正直ショックだし、悔しいです。


罪を犯した事もそうだけど、決まっていた試合に穴を開けたという事実に対して、猛省をしてほしいです。


パートナーのMVP選手や対戦相手の真壁・本間組にも迷惑をかけてしまった。そして、新日本プロレス並びにプロレス界全体のイメージダウンにもなってしまった。


あと何よりも、プロレスファンの方々に迷惑をかけた事実は重すぎます。


自分がずっと付き添っていれば、こんな事にならなかったと思うと残念です。