昨日から地方巡業が始まりました。
朝早起きして道場へ行き、トレーニング。
会社バスで、横浜~福島まで移動しました。
この日もリーグ戦で、
《小島・ゾディアックvs長州・征矢》
というカード。
昨日も書きましたが、全日本に移籍してからは一度も長州さんと試合をしていませんでした。
自分と長州さんとの出会いは、確か新日本に入門する前の面接試験でした。
今はどうか知りませんが、当時は体力テストの後に面接試験があったんです。
長州さんの他に、山本小鉄さんや社員の人がいたと記憶しています。
初めて長州さんを見た感想…
「おぉ、おっかねぇ…」
全身から放たれるオーラは強烈だったなぁ。
今から19年前だから、その時見た長州さんと今の自分が大体一緒の年齢か…。
なんか不思議だ。
面接の時は一切会話はなくて、次に出会ったのは入門してからの合同練習の初日。
当時のコーチは、馳さんと健介さん。
その二人にビシビシしごかれながら…“その少し後ろで長州さんが目を光らせている”といった状況でした。
馳さんと健介さんが指導している時に、気付いた点をアドバイスしてくれたり激を飛ばしたりといった感じかな。
ただ、その当時の長州さんは…常にピリピリしていました。
ピリピリどころじゃなくて、ビリビリ!?
っていうか、今だから言えるけど…「何でいつも怒ってるんだぁ!」っていう感じ(笑)。
本当に怖くて、恐ろしくて、近付きたくない…じゃなかった(汗)近付けない(苦笑)存在でした。
若手時代、よく長州さんから言われたのが…
「とにかく(試合では)声を出せ」
というセリフ。
技術もパワーも何もないオマエにできるのは、声を出して元気よく試合をする事だ…という意味合いだったと思います。
「声を出す」事の大切さは、新日本に入門する前にアニマル浜口さんからもよく言われていました。
その二人の影響から、デビュー当時の自分は“常に気合いで声を出す”という姿勢でリングに立ってました。
常に怖かった長州さんだったけど、たまに宴会等で見せてくれた笑顔なんか見るとホッとしたなぁ。
長州さんと初めてタッグを組んだ試合もよく覚えているし、長州さんに勝って初めてタッグチャンピオンになった試合(1997年の大阪ドーム)も覚えています。
新日本を退団する時にも電話で報告したんだけど…「オマエが決めた事なら頑張れよ。またいつか会える日が来ると思うから」って言ってくれた。
それから全日本に移籍した後も、新日本の会場等で挨拶はよくしていたんだけど…
いつもニコニコしていて(驚)「この人は俺の知ってる長州さんじゃない!偽者だっ!」って思うくらい(笑)。
だって冗談で「オマエ、俺と長州小力を間違えるなよ(ニコニコ)」とか言ってるし!
そんな訳で、前置きが異常に長くなりましたが(苦笑)…そんな長州さんと久々の対戦だったんです。
試合前、「絶対に俺が先発で出る」って決めてました。
なぜなら、長州さんも先発で来るっていう確信があったから。
〈先発で出てきていきなりロックアップ〉
これを久々に味わいたかった。
そして、いきなりのリキラリアット。
ダウンしながら「これが天下の長州力だ」と、心の中で呟きました(苦笑)。
あと、長州さんの何が凄いって…キックとパンチとラリアットとサソリ固めだけで試合をしていた事。
その技だけで、観客を興奮させていた事。
やっぱり、天下の長州力です。
そんな訳で、残念ながら敗退してしまいましたが…様々な感慨があった、長州さんとの再対決でした。
さて、今日はこれから富山で試合です。
『長州パワー』をエネルギーに代えて、頑張ります。
朝早起きして道場へ行き、トレーニング。
会社バスで、横浜~福島まで移動しました。
この日もリーグ戦で、
《小島・ゾディアックvs長州・征矢》
というカード。
昨日も書きましたが、全日本に移籍してからは一度も長州さんと試合をしていませんでした。
自分と長州さんとの出会いは、確か新日本に入門する前の面接試験でした。
今はどうか知りませんが、当時は体力テストの後に面接試験があったんです。
長州さんの他に、山本小鉄さんや社員の人がいたと記憶しています。
初めて長州さんを見た感想…
「おぉ、おっかねぇ…」
全身から放たれるオーラは強烈だったなぁ。
今から19年前だから、その時見た長州さんと今の自分が大体一緒の年齢か…。
なんか不思議だ。
面接の時は一切会話はなくて、次に出会ったのは入門してからの合同練習の初日。
当時のコーチは、馳さんと健介さん。
その二人にビシビシしごかれながら…“その少し後ろで長州さんが目を光らせている”といった状況でした。
馳さんと健介さんが指導している時に、気付いた点をアドバイスしてくれたり激を飛ばしたりといった感じかな。
ただ、その当時の長州さんは…常にピリピリしていました。
ピリピリどころじゃなくて、ビリビリ!?
っていうか、今だから言えるけど…「何でいつも怒ってるんだぁ!」っていう感じ(笑)。
本当に怖くて、恐ろしくて、近付きたくない…じゃなかった(汗)近付けない(苦笑)存在でした。
若手時代、よく長州さんから言われたのが…
「とにかく(試合では)声を出せ」
というセリフ。
技術もパワーも何もないオマエにできるのは、声を出して元気よく試合をする事だ…という意味合いだったと思います。
「声を出す」事の大切さは、新日本に入門する前にアニマル浜口さんからもよく言われていました。
その二人の影響から、デビュー当時の自分は“常に気合いで声を出す”という姿勢でリングに立ってました。
常に怖かった長州さんだったけど、たまに宴会等で見せてくれた笑顔なんか見るとホッとしたなぁ。
長州さんと初めてタッグを組んだ試合もよく覚えているし、長州さんに勝って初めてタッグチャンピオンになった試合(1997年の大阪ドーム)も覚えています。
新日本を退団する時にも電話で報告したんだけど…「オマエが決めた事なら頑張れよ。またいつか会える日が来ると思うから」って言ってくれた。
それから全日本に移籍した後も、新日本の会場等で挨拶はよくしていたんだけど…
いつもニコニコしていて(驚)「この人は俺の知ってる長州さんじゃない!偽者だっ!」って思うくらい(笑)。
だって冗談で「オマエ、俺と長州小力を間違えるなよ(ニコニコ)」とか言ってるし!
そんな訳で、前置きが異常に長くなりましたが(苦笑)…そんな長州さんと久々の対戦だったんです。
試合前、「絶対に俺が先発で出る」って決めてました。
なぜなら、長州さんも先発で来るっていう確信があったから。
〈先発で出てきていきなりロックアップ〉
これを久々に味わいたかった。
そして、いきなりのリキラリアット。
ダウンしながら「これが天下の長州力だ」と、心の中で呟きました(苦笑)。
あと、長州さんの何が凄いって…キックとパンチとラリアットとサソリ固めだけで試合をしていた事。
その技だけで、観客を興奮させていた事。
やっぱり、天下の長州力です。
そんな訳で、残念ながら敗退してしまいましたが…様々な感慨があった、長州さんとの再対決でした。
さて、今日はこれから富山で試合です。
『長州パワー』をエネルギーに代えて、頑張ります。