監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:テッド・グリフィン
服役中に離婚し妻を失い、仮出所後に金庫破りをする為10人の仲間を集める
10人の仲間と協力し、難攻不落といわれるカジノ金庫に対して金庫破りの計画を企てる
かつての妻がカジノ支配人と恋仲ということを知り計画は徐々に金庫破りと妻を取り返すという二つの目的へとシフトする
10人+αの協力により無事に金庫を破ることはできたもの仮出所中だったリーダーは州を離れたという罪により再び服役することに、
数ヵ月後出所の日に取り返した妻と仕事を共にした友人が主人公を迎えに来る。
綿密に練られた作戦とはべつに、わかりやすい複線を細かく出しては、すぐに回収するというパターンを繰り返すため一つ一つがわかりやすく楽しむことができる。
映像的には画面で主役となるものを追いかけ、何らかの方法でその主役が画面から消えると複線として用意された真の主役に対してカメラが接近あるいは、カメラのピントを合わせるというカットを多様している。
そのため、ある程度見ているとパターンがわかるのですぐに最初に写ったもの真の主役ではなくフェイクでありカット後半に真の主役が出てくるということを容易に想像できてしまう。
上記に述べたこの作品の特徴的なカメラワークは、バッカーノ、デュラララ等のアニメのOPに似ているので
作品知っている方はすぐにイメージできると思う。