監督:デイビット・フランケ

脚本:セルジオ・アルティエリ

撮影:デイヴィッド・フランコ



組織からスナイパーとして仕事請け負っていた男は、狙撃の任務の際、組織の命令に背いたとして監査役のヒロインが主人公を殺すよう命令を受ける。

タイミングが悪く敵勢力のヘリに見つかり、ヒロインは主人公を始末どころではなくなり、二人は助け合いながら戦地を駆け抜ける


数年後、ヒロインは建設中のビルにコンピューター技師として、もぐりこみ狙撃ポイントでスナイパーの到着をまつがそこに現れたのは数年前に生き延びた主人公だった。

薬中と真面目そうな男という二人の警備員、薬中は、ヒロインを犯すために接近をこころ見るが追い払われる。

レイプ目前まで攻めるも主人公の乱入により失敗、そのまま便器に手錠でつながれてしまう。

トイレを壊し、便器かついで警備員部屋に戻るが、真面目そうな同僚にショットガンで打たれ絶命してしまう。

この同僚こそが組織の頭であった。


夜が明け、目標の車が通りかかるが主人公はまたも目標を撃たずボスか処刑の命令がヒロインに言い渡され、ターゲットは別のスナイパーにより暗殺される。

今回もヒロインは、主人公を打つのためらう、そのとき組織の暗殺者部隊が突入し二人の命を狙うが返り討ちにされてしまう。

警備員を装ったボスが姿を現し、正体を告げ、主人公を射殺する。

しかしエレベーターで降りる最中主人公がセットしていた爆弾がエレベーターと連動し爆発する

主人公の死体が見つからないままヒロインはビルを後にするが、歩道の消火栓が突然破損し振り返ったビルの屋上には防弾チョッキ?で難を逃れた主人公が立っていた。


ターゲット一度も撃たない映画をスナイパーという邦題にするのはあまりにも間抜けすぎる

タイトル見てよって来た客であるなら失望することだろう。

スナイパーライフルも実際は至近距離の敵に向けて撃つ描写ばかりでスナイプは最後の消火栓を吹っ飛ばすだけだった。


しかし銃の問題はおいておくとして、この映画の見所は霧のようにきれいな血飛沫だと考える。

とにかく血飛沫がきれいなので血飛沫に関連するーシーンに関してはオススメできる。

とくに入射光の中にで血飛沫が上がる描写は薄く赤色に染まる部分は非常にきれいだった。

監督:ブルース・ハント

脚本:マイケルスタインバーグ ティーガン・ウェスト

撮影:ロス・エミリー


古代の教会の廃墟の下になぞの巨大洞窟を発見し調査隊が結成される

その洞窟の中には、独自の進化を遂げた生命体となぞの寄生生物が共存していた。

洞窟の中でモンスターに襲われた仲間を助けに行く主人公の兄だが仲間は助けられずモンスターに深手を負わされてしまいその上持ってきた機材が爆発し入り口をふさがれてしまう。

そのモンスターも寄生生物を持っており、感染した兄は変異していく体の能力を逆に利用し洞窟の出口へと仲間を導くが仲間は次々とモンスターに襲われ倒れていく。

兄の決死の特攻により主人公の弟とヒロイン、他一命の3名が洞窟を脱出することに成功する。

地上に戻った3人だったが寄生生物にヒロインが感染していることを知るが彼女は人ごみの中に姿を消してしまう。


モンスターはエイリアン似で陸水中空と全てに万能な敵と洞窟の中で戦いつつ出口を目指すというものだが、モンスターは設定上のように音で敵を見つけるため洞窟には常にモンスターが迫っているような緊張感出ており、考えられた演出だと感じた。


変異ものではめずらしく変異する力におぼれて仲間を襲ったり、敵側に寝返る等はなく感染しても常に人間として戦うという稀有な描写が見られる。


不満点、とするならば、洞窟に閉じ込められ独自の進化をした生命体の宝庫のはずが、地下水脈が水湖に通じており、最終的に完全に密閉された空間ではなかったという矛盾点がある。


監督:スティーブン・ゾダーバーグ

脚本:スティーブン・ゾダーバーグ

撮影:ピーター・アンドリュース


惑星ソラリスでおきる不可解な現象を調べて欲しいとの要請でソラリスに向かうことになった精神科医が主人公

ソラリス軌道上の宇宙船の中で助けを求めてきたは、ソラリスのなぞの現象が原因で友人はすでに自殺しており、原因を究明する為、2人のクルーに話を聞くがソラリスが影響しているということしかわからないとのことだった。

その後、寝ると自分のイメージの中の人間が現れると言うなぞの現象が主人公を襲う、すでに時に死んでいるはずの妻が現れるが、それは主人公のイメージした妻を模した何者かであるということ意外はわからない。

過去の失敗から妻の形をした何者かに感情移入した主人公は、何者かを消す装置が完成するも消すことを拒む、妻は眠りに落ちた主人公前から姿を消し、一度は、自殺を試みるが、すぐに傷が治り蘇生してしまうため、自ら消して欲しいと懇願し、消滅する。


現象が再度現れる前に宇宙船の軌道計算(二日間かかる)をして)地球への帰還を試みるも男性クルーの死体を見つける、2人のクルーのうち男性が最初から、死亡しており、本人の分身であるという事が判明する

クルーの分身は、ソラリスは装置の影響で肥大化し宇宙船を引き寄せおり時間が無いと説明する

主人公ともう一人のクルーは別のシャトルで帰還を試みる


地球に戻り多少の感覚のズレを感じながら生活していた主人公であったが料理の再に指を怪我を追うが、傷はすぐに完治してしまう。

自分はシャトルに乗らず宇宙船に残りソラリスに落ちたことを思い出した主人公だったが消滅した筈の妻が現れる。

主人公の「死んでいるのか?生きているのか?」という問いに「もう考えなくていいと」答えたのだった。



地味だが丁重なつくりのSFでした。宇宙船と実体の無いTV等の突飛過ぎないグッズのみで基本はソラリスの圏内でおきる事象が主な流れ。


寝ると自分のイメージした人間が出てくるという設定のためか?あるいは第三者ソラリス?としての視点としての表現かはわからないが覗き込むような誰かにのぞかれているような印象カットがおおい

そのほかに問いただす、質問する描写では話す人間を正面から捕らえたカットを交互に写すことがおおく感じた。


なぜ精神科医の職にあるものが未知の現象とはいえ事実上、偽者だとわかりきっている者に感情移入してしまうものなのだろうか?



主演が先日、視聴したオーシャンズ11と同じであるのはただの偶然です。