スピリットの秘密「スピリットと肉体の聖なる舞 — 肉体を持ってアセンションする変容」
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この地球という次元において、スピリットは魂という噐に入り、肉体を選び、生きるという神聖な冒険を始めました。
肉体は、地上の器としての男性性を携え、スピリットは高次の叡智を宿した女性性として息づきます。
このふたつは、出会い、響き合い、やがてひとつのダンス(舞)を踊るように絡み合いながら、創造を繰り返していきます。
体験を重ねるごとに、スピリットと肉体はより深く結びつき、その関係性はただの宿主と魂の関係を超えて、聖なる統合のプロセスへと変容します。
男性性と女性性が調和し、スピリットから発せられる愛という高周波のエネルギーに満たされることで、私たちは肉体を持ちながらも、次元を超えたアセンションの道を歩み始めるのです。
これは、逃避や超越ではなく、「ここ」に生きながら天と地と繋がる、新たな人間の在り方へと、本質へ辿り着きます。
肉体とスピリットがひとつとなることで、私たちは“生きる”ことそのものが神聖な目覚めであると気づくのです。
スピリットの創造性と霊主体従 〜神(創造主)の意図を生きるということ〜
この地球に生きる私たちは、「肉体」と「魂」、そして「スピリット(霊)」という三重構造をもっています。
この三位の存在構造の中で、どこに意識の重心があるかによって、私たちの生き方や創造の質は大きく変わります。
● 「体主霊従」──肉体が主体の時代
多くの人類が長らく体験してきたのが、「体主霊従」の生き方です。
これは、肉体の感覚や思考、欲望を主体とし、スピリットをその従属的な存在にしている状態です。
この状態では、創造性もまた「生存のため」「承認を得るため」「社会的成功のため」など、思考が生み出す、エゴ(自我)の欲求を満たすための表現になりがちです。
本来、肉体に備わった脳の機能は、魂からの情報を受け取り、内側から湧いてきたものを美しく綺麗に整える機能ですが、
しかしながら、思考癖のパターン化されたループから抜けられない状態です。
スピリットは静かに内に在りながらも、表層の活動に気づかれることなく、見過ごされています。
● 「霊主体従」──スピリットが導く時代へ
対して「霊主体従」とは、スピリットが中心となって肉体を導き、人生の舵をとる意識状態です。
この意識に移行するとき、私たちの創造性の質は根底から変わります。
それは、「自分のために生み出す」ものから、“宇宙的な意図”を肉体という器を通して現す”奉仕的創造”へと変容するからです。
ここで初めて、スピリットの創造性がその力を取り戻し、私たちは「自分の人生をつくる」だけでなく、
“新しい地球を創る”存在として、共同創造のフィールドに立つことができるようになります。
● スピリットの創造性とは「聖なる共創」
霊主体従の状態では、スピリットの創造性が解放され、それは宇宙と、地球と、他者と、聖なる共創関係の中で創造を生み出していく力として働きます。
このときの創造は、もはや“自分が考えてつくった”ものではありません。
内側の沈黙のなかから立ち上がるビジョンや響きが、肉体を通して自然に形となって現れるのです。
この創造は、
•癒しの空間を生み出す
•新たな価値観を伝える
•人の魂を震わせる言葉を紡ぐ
•地球にやさしいプロダクトを開発する
などなど、さまざまなかたちをとりますが、その根底に流れる動機はひとつ――「愛と奉仕」です。
● 肉体を持つまま、スピリットが創造する時代へ
「霊主体従」とは、スピリチュアルな理想世界に逃避することではなく、肉体を持ちながら、現実を愛と光で再構築するための実践の道です。
それは、人間が「創造主の意志と共鳴し、それを日常の中で表現していく存在」へと進化するプロセス。
この進化の鍵が、まさに「スピリットの創造性」にあります。
スピリットの創造性は、次の文明の種
私たち一人ひとりのスピリットが目覚め、
それぞれが「霊主体従」の意識で創造しはじめるとき、この地球はやがて、“神の意図が響き合う星”へと再創造されていきます。
スピリットの創造性とは、ただの表現ではありません。
それは神聖な意図と肉体が出会う、いのちの芸術であり、祈りであり、奉仕であり、未来そのものなのです。
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