もおやだの断薬記録帳 -5ページ目
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はじまり

平成18年2月くらいから身体の不調を覚え始めた。
頭痛、倦怠感、吐き気、手足の痺れ、不眠、血圧の変動・・・。
内科、神経内科にかかり検査をするが異常は認められず、
CTをやった神経内科医は筋弛緩剤のミオナールを処方し、
「おそらく精神的なものだから一度精神科にかかった方がいい」と告げた。

当時はそれまでの生活を一変させた時期で、
相当なストレスがあった事は今でも覚えてる。
H15年くらいに自分のまわりでものすごいショックな事が起こり、
今までの生活を変えざるをえなかった。
それが全ての始まりのきっかけになってる事は確か。(詳しくはいずれ)

当時の症状で一番怖かったのは手足の痺れだった。
とにかくビリビリするのと、感覚がない時があるのが怖かった。
突然顔や頭部が熱っぽくなり目が開けていられなくなる事もあった。
自分は気持ちの落ち込み等の精神的な症状よりも身体症状が前面に出てくる。
これは今も同じ。

H18年6月に近所の精神科を受診してみた。
初診は30分ほどで、今の症状・過去の生活・内科的には異常がない事を告げると、
医者は一言「自律神経失調症ですよ」と言い、様々な資料を見せてくれた。
交感神経と副交感神経のバランスがとれていない状態だから、
少し薬を飲めば楽になる、という判断でした。
そして、メイラックスとマイスリーを処方された。
メイラックスはベンゾジアゼピン系のマイナートランキライザー、抗不安剤。
マイスリーは超短時間型の睡眠導入剤。

その日の事は今も鮮明に覚えていて、
薬をもらってからそのまま近くの広い公園のような場所に行った。
よく晴れていて、海に近いので風が気持ち良かった。
何よりも、それまでいくつかの科を受診しても原因不明と処理され、
日々悪化する体調の恐怖におびえていたので、
病名がついた事とその治療のための薬をだされた事にものすごく安心感を覚え、
「これで楽になれるし、また元に戻れるんだ」と気分が晴れ晴れしていた。
当時は友人に精神科に通う人間もいて、少し薬に関しても知っていたけど、
副作用や実際に使っている人が感じる悪い面に関しては全く調べていなかった。
もう他に手はないし、薬で楽になれるのなら利用しても問題はないと考えていたのだ。
薬を飲む事でこの辛い毎日から抜け出せるのではないかという希望が自分を覆っていた。

あれから4年8ヶ月。いったい何をしてきたんだろう。
覚えている事もあるけれど、最近は記憶が曖昧になっている。
そもそも最初の症状と今は全く違うし、それは、悪化したという感じではないのだ。

「今の自分は昔の自分とは違う人間になっている」

これが今一番強く感じる事。

H21年8月に断薬を決めて、そこからは新たな地獄に足を踏み込んでいく事に。
今も先が見えず、とても人間とは呼べない生活を送る自分。
記憶の整理と保管。そしてもう一度自分を取り戻すために文章にしてみようと思う。
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