もおやだの断薬記録帳 -2ページ目

減薬進行状態 その1

現在は服用している薬はメイラックスのみだ。
けれど、これがなかなかの強敵だ。
効き目がおだやか、副作用が少ない等々言われて、
自分の治療において初診の日から飲み続けてる唯一の薬。
2mgを毎日服用してきた。
これがこんなにやっかいな薬だと気づいた時はすでに完全な依存状態だ。
ベンゾジアゼピン系である。

現在やっと0.5mgで耐えれるようになってきたが、
その離脱症状のしんどさはパキシル以上だ。
以前書いた現在の状態は全てメイラックスを飲むと治まる。
http://ameblo.jp/f341/entry-10677731370.html
カッターで0.25mgに刻んで服用してみたりするが、
まだうまく計画がたてれない。症状の出方にばらつきが多すぎるからだ。

自分は犬と暮らしていて、一緒に暮らし始めてもう13年経つ。
この子が今の自分の支えのひとつになっている。
しかし、ベンゾジアゼピン系の離脱はそれさえも破壊してくる。
0.25mgに切り替えて数日した時、
イライラした時に出てくる攻撃性が犬に向いてしまう事があった。
理由などない、ただ歩いてる音が聞こえるだけで殺したくなってしまった。
本当に恐ろしい一瞬だ。
ここが今の自分の限界点なのだろうと薬を0.5mgに戻した。
悲しくなる、自分の内側からそんな感情が出てしまうなんてこんな悲惨な事はない。
まだ0.25mgは早く、もう少し細かい段階が必要なんだろう。
自分でない処からわき起こる突発的な行動はコントロール仕切れない、
もしもの事が起きてしまったらもう生きてなんていられない。

細かく減薬のスケジュールを立てようと思うが、果てしない事に思えて気力がうせる。
カッターで薬を割っている姿は誰にも見られたくない。悲しい、情けない。

薬のループ

続けてさらに病院の話。

友人が病気を再発させてクリニックに通っているのだが、
どうもおかしい話が多い。
友人は再発ではあるが、以前ほど大きな症状はない。
最初レメロンを処方された。新薬である。
食べても食べても食欲が治まらないらしく薬の変更をする。
今度はジェイゾロフトとトレドミンだ。
この頃から友人は頭痛を訴えるようなってきて、時々連絡がくる。
一度主治医に相談するように勧めたが、
主治医は「薬の副作用は考えられない、一度CTをとってみたらどうか」
と言うそうだ。
驚く事に紹介状を書くわけでもない。つまり自分の診察範囲から頭痛を外したのだ。
頭痛専門の病院でCTを撮ってもらったら?ということだ。
友人はCTを受ける事にして、内科の担当医に服用している薬名を告げると
「おそらく何も異常ないと思う」
と言われたそうだ。
結果は異常はない。そりゃそうだ、自分からすると、当たり前。
だが、友人は医者に絶対的な信用をおいている。
出された薬はなんでもきちんと飲む。薬の名前も調べないほどだ。
だから自分が抗うつ薬の疑問やその主治医に不信感を覚えてしまう事を言うと、
不安定さが増して逆効果かもしれない。
なるべく否定はせずにこうしてみたら?とだけ助言する。
最初の通院で回復した事も信用する理由のひとつになっている。

ただ頭痛が治まらないそうだ。バファリンでは治まらないらしい。
再び主治医にジェイゾロフトとトレドミンに頭痛の原因の疑いがあるのではないかと相談してみるように告げた。
CTも撮った、頭痛の発生が2つの服用開始と重なっている、慢性的な頭痛である。
これだけでも副作用を疑うのが普通だと思うのだが。
薬を変更するなりして様子を確かめるのが当然の処置だと思うのだが。

主治医の回答は「頭痛は副作用ではない。元々頭痛の起きやすい体質なのでは?」
との一点張りで、あまり強く医者に意見の言えない友人は納得させられてしまう。
そして、新たに鎮痛剤を処方された。
ボルタレンだ。
さすがに少し意見をしてしまった。
ボルタレンは確かに強力な痛み止め効果があるが、分類的には消炎鎮痛解熱剤のはず。
自分も抜歯後や怪我の際に出してもらったし、今も緊急用にストックしてあるが、
処方した内科医もどうしても我慢できない時に服用するようにと説明してくれた。
ボルタレンは通常は胃粘膜を保護するムコスタ等の薬を一緒に服用する。
それくらい強力なのだ。
友人はその胃を保護する薬も出されていない。
まして、頭痛が起こるたびにボルタレンを飲まないといけないのか?
怪我や手術後など一時的な痛みに対してはそれでいいと思うが、
結局原因解明のされてない友人の頭痛に対処としてボルタレンを飲み続けろと??
これでもし胃粘膜がやられたら今度は消化器科に行けと言うんだろうか。
主治医は自分の都合で頭痛を自分の診察対象から外したのだ。

そこは著名人も患者に持ち、出版物も出している院長の病院。
友人の主治医はその院長だ。
書いてて怒りが出てくる。
自分がここまで思ったり調べるようになったのは、どこかおかしいと気づいたからだ。
薬で新たな病気を生み出し、その新たな病気に薬を処方する。
ループが始まり、医者は儲かる。
根本の原因を探そうとしないのだ。
彼らは完全に麻痺してるのか?

抗うつ薬の治験

親戚に体調をくずしてる従兄弟がいるのだが、
先日その家族、つまり叔母と話した。
なかなかベッドから出てこれなくなってきた従兄弟を心配して叔母は、
強引に精神科につれていったそうだ。
紹介をしてもらい某総合病院の教授に診てもらったそうだ。
叔母はとりあえず話を聞いてもらえると思っていたそうだが、
その場で治験を勧められたらしい。
従兄弟は日常生活に支障が出るほど深刻な状態ではない。
でも専門用語の多い説明を聞かされ、いくつかの契約書を読み、
治験に参加する事にしてしまう。

●治験でなくても初診ではこの薬を出す。
●薬はすでに数年前から認可されてるもので、新薬ではない。
●一週間ごとに診察を受けて血液検査等をするので、
 体調の異変があればすぐに中止できる。
●謝礼として、一回の処方ごとに7千円をだす。
●薬の名前は、2種類を教えるが実際に服用するのはどちらかの1種類である。

説明の時に、セロトニンとかの話が出てたらしいので、
契約書のどこかにその2種類の薬の名前が出てないか確かめてもらった。
薬は、パキシルとトレドミンだった。
少し自分の意見を叔母に伝えてみたが、話はかみ合わない。
当然だ、叔母は抗精神薬の事などなにも知らない。
叔母は言う。

●大きな偉い先生に診てもらったのだから大丈夫だ。
●きちんと血液検査もしてもらった。
●医者が言うんだから危険な事はない。
●新薬の治験ではない。
●治験の方が診察に時間をとってもらえる。
●薬に危険性がない事を薬剤師にも説明された。
●どうしていいかわからないから医者に頼るしかない。
●薬で改善されるのなら使うのはバファリンを飲むのと変わらない。

治験が入ってはいるが、初診で精神科に行く本人や家族はみんなこんな気持ちだろう。
自分もそうだった。
強引に病院につれていかれ、
「うつです」と言われた従兄弟はややショックを受けたらしいが、
病院の帰り道から急に晴れ晴れとし、すっきりした気分になったそうだ。
これは自分の経験からも痛いほど分かる。
救いの手が見えた、出口が見えた。そんな気分になるわけだ。
どうしていいかわからない日々に医者・薬という希望に思えるものが現れるのだ。
だが医者が確実に救ってくれるならなにも問題はないが、現実はそうもいかない。

医者を疑ってしまったら、どこにも助けがなくどうしていいか分からなくなる。
通院・投薬を決めて気持ちが楽になったところで否定的な意見は聞きたくないはず。
その事は自分にも理解できるし、自分もあの頃なら同じだろう。
それでも、叔母の家族を混乱させるのは本意ではないが、
自分が経験した事、今は知っている事を伝えない訳にはいかない。

●SSRI、SNRIが第一選択薬とは限らない。
●初診でいきなりSSRI、SNRIの治験を勧める医者は信用してはいけない。
●服用が長期になれば薬をやめるのは服用前よりつらい状態を経験する事になる。
 離脱症状の話は医者は知らないか、言わない。
●従兄弟は現在他に服用している薬もなく、
 過去に抗精神薬類を服用したことがない、今回が初診である。
 身体的には健康なので治験の対象にはもってこいの患者だ。
●なんの薬を飲んでいるのか分からないのは危険きわまりない。
 プラセボの場合もあるはず。
●大きな病院とか、教授とか、そんなもので医者の善し悪しを決めてはいけない。
●細かく診てくれるというのは、診察というよりは治験のデータ作成のため。
●自分でも薬のことや精神医療の事を調べてから決めるべき。
●小さな病院でもいいからセカンドオピニオンを行ってみるべき。
●治験コーディネーターという役割も存在するくらいだし、医者には謝礼が入る。
●鎮痛剤を飲む事と抗うつ剤を飲む事を同じレベルで考えてはいけない。

やや過剰かとは思いながらもできる限りの情報を伝えてみた。
グラクソ・スミスクライン社がパキシルの治験を日本で行おうとしている。
その情報は去年くらいにどこかで読んだ事がある。
たぶんその時は低年齢者を対象としてたはず。記憶が曖昧だが。

叔母は治験は受けないと伝えてきたが、その後はどうしてるのか分からない。
こっちから連絡しても迷惑かもしれないし、混乱させるのも嫌だ。
不安に明け暮れる家族にとっては、医者の存在は大きい。
医者を絶対的な存在にすればするほど患者の安堵感は増していくものだ。
おそらく服用すれば数週間で従兄弟は元気になりいったん体調も良くなるだろう。
そして周りの家族も精神科に行かせてよかった、薬を飲んでよかったと思うはず。
一番つらいのは本人だが、その周りの家族も苦しんでる家族を見るのは同じくつらい。
薬を飲むことでつらい状態の家族を見なくて済むのなら、
他の情報はなるべく入ってきて欲しくないと思うだろう。
ただその先の事は医者は知っていても教えてはくれないし、誰にも分かるはずはない。
対処療法として脳内の物質に関与する薬剤を投与し、
結果何が起きても薬との因果関係は否定するだろう。
厚生省認可という傘の下、医者は安全だ。
曖昧な理論の上に乗ってる精神医療、責任の線引きなどもっと曖昧。

自分がはまっている、薬で病気をつくる恐怖のループにはまって欲しくない。