数年前から店の前を通りかかり気になっていた銀座の鮨屋

に初訪問して参りました。

 

歌舞伎座の裏手に佇む店は狭い間口でつい通り過ぎてしまい

がちですが造りの良い店構えは美味しい江戸前鮨が食べられ

そうな予感がします。

 

店の名は鮨、銀座ふじ田と言い感じの良いご主人が一人で切り

盛りする所謂ワンオペの店舗です。

 

鮨屋には珍しい欅の無垢材、無節の一枚板で設えたカウンター

はご主人のこだわりを感じる素晴らしい出来栄えです。

 

鮨屋のカウンターは檜材を使うのは木の香りが酢飯につくと

味が落ちるので本来なら銀杏がベストと言われるが欅も充分

乾燥させて反りやひび割れがでないような年月を寝かせれば

料理屋のカウンターに使える高級な木材となる。

 

まずはつまみからのおまかせコースですがこれが鮨屋のつまみ

とは言えない極上の料理でした、yanGはビールで酔ってしまい

全ての写真を撮れず残念ですが何枚か撮れたやつを載せます。

 

鰯のたたきです刻んだ生姜のガリと葱が相性が良い絶品

鯨の竜田揚げは臭みも無く旨味が凝縮された逸品

べたな定番つまみタコの柔らか煮は甘辛くとろける柔らかさ

塩水雲丹は甘くて臭みもなくとろとろで絶品です

中とろの握りですネタによって赤酢と白酢を使い分けます。

煮穴子は炭火で炙って出してくれますガスバーナーではありません。

大トロも炭火で炙って無駄な油を落として香りを立てる細工です。

小肌の酢〆は塩の効かし方が素晴らしく刺激的な美味しさです。

スミイカは適度なぷりぷり感が鮮度と旨味をバランスさせています。

トリガイも手を加えてあり貝の旨味が凝縮されています。

巻物は胡瓜と雲丹のコンビネーション最後に味わえる幸せです。

 

載せていないつまみも握りもあるので伝わらないかもしれません

がお腹いっぱいに食べて飲んで銀座の有名店の半額以下は超お値打ち

です。

 

また、近々お邪魔します。